おはようございます。

しげお@です。

 

トラブっています、退去後の精算について。借主は払わないといい、私は入居時の写真やらで証拠を出し、払うのか?訴訟するのか?という状態です。

 

・借主は最恐

借主は自分が負けると思ったのか、予想通り「お金がない」と言ってきました。それなら保証会社に申請をするから、「退去費用は認める」と署名してよ!と伝えます。

 

借主「それは嫌だ」

保証会社は、借主が認めれば代位弁済手続きができます。借主が嫌と言ってれば、払ってくれません。

 

保証会社は退去してから◯日以内に代位弁済をしなければ保証外になる!というリミットがあります。この退去日からのリミットは各社で異なります。気をつけてください。私の保証会社は30日以内でした。

 

お金がない、最恐のセリフ。

一気に王手をされた気分です。

 

・妥協妥協妥協

保証会社が保証してくれる上限は家賃の2ヶ月分まで。まずは、この分を回収したい。そのために、借主には退去費用を認めたと署名が欲しい。しかし、借主は認めたくない!という。

 

徐々に近づくリミット。

私は「保証会社が保証する分を認めてくれればこれ以上追わないが、拒絶するなら裁判を起こす」と伝えました。

 

この判断に至るまで悩みました。

争って獲得できる額、私の時間、次の客付けに気持ちを入れ替えたい、戦うべきだったのかもしれませんが、下手に恨まれても嫌です。大家の住所はバレてます。

借主はそれでも、認めない!の一点張りです。

にゃろ、、だいぶ譲歩したぞ。「仕方ない、裁判やるか。」

 

・3日後に借主から連絡あり。

やるか、と準備に取り掛かるところで借主から連絡がありました。

今までの声とは違い、落ち着いてます。口調も丁寧です。

 

借「保証会社の分は認めるので、これ以上は・・・本当にお金がなくて。」

保証会社が払ってくれる家賃の2ヶ月分だけでは、本来払って欲しい原状回復費用額と大きな差があります。

 

ふざけるんじゃないぞ!😠

という気持ち。

 

賃貸経営をしていると、このように理不尽な状況があります。大家は悪くないけれど、なんなら管理会社に強く言いたいけれど彼らが悪いわけでもない。賃貸業のリスクです。

 

・私の判断、

私は借主にこう伝えました。

「保証会社の上限でそれ以上は追求しない。」

すぐ署名をして!!(リミットまで残り数日)

 

訴えて追えば20万、30万円と認めてもらえたかもしれません。しかし、保証会社の期限は過ぎて自力で回収しなくてはいけません。ナニカ不幸が起こるかもしれません。少し前に事件がありましたね。

 

本件、私の中で面倒が勝ってしまった。

この損失は交通事故のようなもの、運貯めだな、と思ったのです。

そりゃ腹は立ちますよ。なんで私が払うのか!?

 

・賃貸業に感情は持ち込まない。

こういう日もある。

あっさりと引いたことで、管理会社はやり易いと思います。

ここで管理会社に「お前の所の客だ!最後まで回収せよ!」なんて言ったら、(それが正しいときもあるけれど)次の物件は来なくなる。私はこの不動産屋から儲かる物件情報を頂いてます。今の損より未来の利益です。

 

賃貸業に感情は入れない。

だって、疲れてしまうのも。

 

さて次はリフォームです!

まずは、老朽化した2階部分、鉄バルコニーを全部撤去します。ペットで汚損された部分も交換です。

家賃2年分くらい飛ぶんじゃ…😞😞