どうも!
億トレ大家です!
~ 前回のあらすじ ~
競売で物件を入札したものの、建築図面が出て来ないために、融資が絶望的で大ピンチ。
バックファイナンスという大技を決めることで、最大のピンチを乗り切るのであった。
さて。
無事に融資の見込みがついたものの、気を抜くことはできません。
まずは、全空状態のアパートに人を入れる必要があります。
決済後、ボクが最初にしたことは、この物件を管理していた不動産屋に連絡を入れることでした。
ボク「お久しぶりです。〇〇市のアパートの最高落札者になった億トレ大家です」
業者「ああ。あの、高値掴みをした余所者か」
ボク「この度、無事に決済が済みましたので、改めて連絡を差し上げました」
この管理会社、以前にも増して、ボクに対して、めちゃくちゃ喧嘩腰です。
だがしかし!
今回ばかりは、こちらも引くつもりはありません!
前回は、正式に購入するまで、連絡しないで欲しい、と門前払いにあったのですが、既に決済を終えたボクは、正式な所有者になったわけですから。
管理会社もボクのことを冷たくあしらうことができないはずです!
この不動産屋、常に喧嘩腰ではあったのですが、お喋り好きだったようで、下手に出ながら質問をしていくと、色々と情報を引き出すことができました。
「アンタのせいで色々なことが台無しだよ。バカみたいな高値で入札してくれたね。これだから余所者は――」
まず、どうして、この管理会社が、ボクのことを毛嫌いをしているのか、判明しました。
どうやら、この管理会社は、ハウスメーカーと手を組んで、地主向けにブローカービジネスを行っていたらしいです。
地主にアパートを建てさせて、その管理業務まで、請け負うことで、儲けを得ている会社ということでした。
今回の競売は、相続者がいない状態で、物件所有者が無くなったことで、発生したもののようです。
管理会社は、この競売を安値で買い叩くチャンスと捉えていたようです。
地元のブローカー仲間と情報を共有して、仲間たちと意気揚々と競売に挑んだようですが、ボクという異分子が紛れたことによって、落札に失敗。
ボクに対して悪感情を抱いていたらしいです。
ここまで相手の事情を聞いて上で、思ったことがあります。
いや、知らんがな!
たしかに、この物件、地元の宅建業者からの入札が非常に多かったです。
ただ、その落札金額は、酷いものでした。
普段、どんな金額で、無防備な人たちから買い叩いているか、お察しの金額です。
別にボクがいなくても、貴方たちが落札できるチャンスは0パーセントでした。
ボクを恨むのは、完全にお門違いというものです。
ボク「とにかく、一度、御挨拶に行かせてください。そこでカギをお預かりできればと思います」
業者「ん? カギなら渡す気はないよ。ウチには渡す義務がないからね」
ボク「???????」
こうして、ボクは、再び、意味☆不明な展開によって、大ピンチに陥ることになるのでした。
次回予告。
絶対にカギを渡そうとしない悪徳管理会社と徹底抗戦する回です!
@otakutoshika
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