こんにちは、ハピくまです。

 

 

今回は前回のコラムの続きです。

 

 

半ば再生案件である4棟目の購入に際して、

買付証明書を提出し、融資の仮審査結果を受領した上で現地確認をしたところ、

思っていたより修繕コストがかかりそうと判明してしまった前回。。

 

 

そのため、内覧後に購入の意思をすぐには伝えませんでした

というところまでお話しました。

 

 

さて私は何を考えてこのような行動をとったのか、今回はそこについてお話ししたいなと思います。

 

 

少し話を戻します。

物件の内覧前に、

売出価格3500万円に対して、私は3200万円で買付を出し、

融資も仮審査ながら2800万円という内諾を得ていたため、

交渉の一番手を約束してもらっていました。

 

 

今回の仲介さんは仮審査結果が出た順に買付を優先する、ただし場合によっては金額も考慮する というルールでした。

 

 

私は内覧当日のタイミングでは融資の結果も一番最初に出ており、買付の金額も一番高かったそうです。

 

 

ですので素直に買付の金額で購入の意思を伝えれば、この物件は私のものになるはずだったのですが…

 

 

ここで私は更なる勝負に出ました。

 

 

実は内覧時に仲介さんとのやり取りで布石を打っていました

 

 

内覧当日の時点でリフォーム費用が想定より掛かりそうと感じた私は仲介さんに現状の買い付け状況に探りを入れていました。

 

 

聞いたのは

『他に買い付けはどれくらい出ているのか』

『ズバリ金額はどんなもん??』

 

 

結構、禁句な部分かもしれませんし、

仲介さんも当然、素直には教えてくれませんでした。

 

 

そこで

『同じような金額ですかねー?』

 

と更に探りを入れてみると

 

 

「まぁ、そうですね、、、」

 

という回答。

 

 

やはり教えてはくれませんでしたが、

仲介さんの表情や言葉のニュアンスから、なんとなく私と二番手以降の方々の買付金額にはまだ差がありそうだと感じとりました(^_-)

 

 

こういうのはメールや電話ではわからない部分ですね。

 

なんでしょう、説明がしにくいのですが、仲介さんに少し動揺のようなものが見えたのです。笑

 

 

かつ仲介さんが融資の結果が出ているのが、私以外にまだいないということをポロッと漏らしたのです。

 

 

売主さんはかなり売り急いでいる方のようですし、

これは更なる価格交渉がいけるのでは…!!!???

と感触を掴んで内覧を終えていたのでした。

 

 

そして私は持ち帰ってリフォーム費用の概算を出した後に、

仲介さんにこうメールで伝えました。

 

 

・リフォームが想定外に掛かりそうなので更に100万円指値させて欲しい

・もしこの金額が行けるなら、明日にでも融資の本審査を申し込むつもり

・もちろん金融機関には金額変更を伝えるので、問題はない

 

 

そう、買付提出後にまた値引きを打診する、面倒な買主になる勝負に出ました!!

 

結構嫌がられるでしょうし、中には邪道だと思う方もいるでしょう。

 

 

でもリスクは最大限下げたいですし、

 

もし嫌がられたら、一番高値で買付を出しているわけですから、

『じゃあ元の金額でいいです。』

といえばいいだけです。

(売主や仲介さんを怒らせてしまったらOUTですが、、)

 

 

言ったもん勝ちみたいな感じ…笑

 

 

すぐに仲介さんからメールが返ってきました。

 

 

内容は私が期待していた通り、

 

ハピくまさんの買付が一番高値ですし、融資付けも一番早かったので優先させて頂きます。

売主さんと交渉するので買付証明を金額を変更して再度提出してください。

 

という素敵な返信!!

 

 

わくわくしながら交渉結果を待ちました。

 

 

そして翌日、交渉結果をメールで頂きました。

 

 

なんと、、

 

 

無事、

100万円の追加値引きに成功しました!!!

(^○^)(^○^)(^○^)(^○^)

 

 

私が遠方から内見したことも売主さんには響いたようでした。

 

 

これでも高値掴みなのかもしれません。事実はわかりません。

 

 

しかし、この駆け引きに打って出たことで、急に100万円が懐に転がり込んできたことと同義ですから、不動産の購入とは恐ろしいものです。。

 

 

金融機関にも仮審査時から金額が変わることを伝えましたが、そこは問題ないとの回答。融資金額も変わらないとのこと。

 

この金融機関は物件評価で融資金額を決めているようで、物件価格は関係ないみたいです。

二重価格スキーム(融資打診時に売買価格を実際の売買価格よりも高く伝えて融資金額を伸ばす不正行為)をできないように、売買価格を変更したら融資額も変わるのかなと思っていましたが、無関係なようです

 

 

これを持って私はこの物件の融資本審査を依頼し、契約、決済に向けて進めていくことにしました。

 

 

まだ確定ではないですが、いよいよ今年も物件購入にほぼ漕ぎ着けることができました。

 

 

道はかなり険しそうですが、なんとか再生を達成し、大家としてまた成長したいと思います!

 

 

応援よろしくお願いいたします!!

 

皆様のコメントが励みになります。

是非ともこの物件の購入に関して思うところなど、率直なコメントもお待ちしております。

 

 

それでは読んでくださりありがとうございました!!