~このコラムはサラリーマン兼業大家が58歳で退職後、専業大家として法人化9期目も終わり10期目に入る、私の今を綴ったコラムです。~
こんにちは、kazu21599です。
1級建築士のYさんが5月中旬に耐震改修工事東棟の補助金申請をしてくれて、順調にいけば6月中旬には補助金決定通知が来るそうなので、6月中に改修工事場所の荷物の移動をして、7月から工事開始の段取りで行くことになりました。
最終案は少し変更になり、全部で4カ所耐力壁工事をし(耐力壁工事だけで補助金申請の評点1をクリヤできますが)、追加工事でその耐力壁の基礎をコンクリートで補強する形になります。最終の見積もり金額は約244万(内装は別途DIYになります、外壁は工事費に含まれています。)
※東棟耐震改修工事決定案
![]() 耐久壁工事は①茶室横②外壁から③納戸扉部分③三男部屋ガラス戸部分の4か所になりました、金物補強も34カ所⇒10カ所になりました |
![]() 見積り金額は243.9万となりました、外装込みで実質追加は内装部分15万入れてで258.9万くらいです |
構成は
1,耐震改修工事部分の荷物の移動
2,リフォーム資金の問い合わせ・信用金庫
3,改修工事開始、①解体と②基礎補強
4,東棟平屋耐震改修工事完成
となります
1,耐震改修工事部分の荷物の移動
耐力壁工事は…4か所です。①茶室の横壁は荷物をあまり置いてないのでそのまま工事に入れます。②外壁から改修工事する部分も荷物はありません。…灯油タンクがあるので、一旦移動して、改修後再設置しますがその費用3.5万は別払いになります。⇒一旦移動するときは既存の銅管パイプを使いますが、再設置の時は新品の銅管パイプに交換するとのことです。
※①茶室横壁と②外壁部分
![]() カバンを掛けている壁を柱ごと耐力壁工事します |
![]() 外壁のこの部分2間を耐力壁工事します。灯油タンクが邪魔なので、仮移動します。(移動・復旧に3.5万くらいかかります)差掛けも一旦解体して、柱だけ再利用して新しく張替えるようです |
③納戸の引戸部分外に置いてある息子の服や、DIYで使う道具、納戸の中に仕舞っている品物は殆ど廃棄することになりました。
※③納戸部分
![]() 納戸の襖の部分が耐力壁になります |
![]() 中は下の床を外して壁の基礎をコンクリートで補強する際土間にして、DIYの材料や道具置場にしようと思います、この納戸の右側が土間の出入り口になっています |
![]() 納戸の前の部屋にあった本棚は隣の部屋に移動しました、茶道関係の本がほとんどです |
![]() 納戸の中にあった布団や、私の学生時代に使ってたコタツは粗大ゴミで捨てることにしました |
![]() 昔、材木屋だったころ使っていたお膳などです。取引先が宿泊するときなどに使っていたようです。手前は私が使ってた飯台です。 |
![]() DIYに使う道具や端材を廊下に移動しました |
④三男の部屋のガラス戸部分は荷物を全部移動して空にしなければなりません。⇒西棟の2階でしばらく暮らしてもらう事になりました。
※④三男部屋ガラス戸
![]() このガラス戸部分が耐力壁になります、昔の日本家屋って間仕切りは全部襖や戸で、ほとんど壁はありません |
![]() 本全部かたづけなければいけないです、漫画とゲームですね |
![]() 本棚かたづけて、ここに耐力壁を作ります、基礎の玉石もセメントで固めます |
改修工事はポイントポイントに耐力壁で補強する事と土台に立っている柱を金物で補強する事(外壁側補強工事1カ所、内壁側補強工事3カ所、土台柱柱頭柱脚金物補強10カ所)となりました。それで補助金申請の要件をクリヤすることになります。
2,リフォーム資金の問い合わせ・信用金庫
東棟は補助金以外で100万円くらい融資受ければOKなので、年金割引利率のある信金さんに寄ってリフォームローンの話を聞いてきました。
①年金応援割引と耐震割引…の2つのプランどちらでもリフォームローンで使えるとのことです。両方とも基準金利は3.1%、10年間固定割引後2.0%無担保融資で、途中の完済も手数料1,000円で可能とのことでした。毎月の返済額は元利均等で9,201円です。
※リフォームローン要件
●最高1,000万まで
●申込本人またはご家族が居住しているご本人持ち家の住い(申込者本人が同居している場合は家族所有でもOK、居住予定でも可)
※地銀さんは所有持分がないと申込者にはなれないとのことでした。但し上限は1,500万まで
●返済期間は10年以内で、解体費用からリフォームに伴う工事全般に利用可能です。ネット申込になりますが、店頭のPCで説明受けながらネット申込みできるようです。
※地銀さんは20年以内でした
●担保・保証人は不要で、しんきん保証制度の利用になります⇒保証料は融資利率に含まれています。
※リフォームローン提案100万円借入の場合

無担保、しんきん保証付き保証料込み、優遇金利2%・10年固定、月々9,201円
※金利は最終優遇金利1.6%になりました。月々9,024円です。
ついでに西棟の融資も聞いてみた、耐震工事の際に改築・改装工事もするので、予算1,500万くらいの予定(但しまだ全然方向性が決まっていない)だと話すと、
であればリフォームローンよりも無担保住宅ローンの方が良いと思う(金利は無担保の場合は10年固定優遇金利1.7%・20年融資、有担保の場合は20年固定優遇金利1.2%・20年融資最長35年全期間固定の場合は全期間固定優遇金利1.3%)とのことだった。
※但し80歳までに完済ということなので、私が申し込むと返済期間は10年になる。同居家族の申し込みも可能なので、息子が申し込むと20年1.7%固定金利でOK(地銀さんは所有者でないと申し込めない)
※1,000万以上の借入の場合は団信必須(保険料は信金負担)
※無担保住宅ローン提案1,500万借入の場合

無担保、しんきん保証付き保証料込み、優遇金利1.7%・10年固定、20年払い、月々73,765円(団信加入保険料信金負担)
1,500万までなら、無担保・しんきん保証金利込みで、登記費用や、事務手数料も不要でとても使いやすいとのことなので、西棟の耐震改修工事にはぴったりの融資プランだと思う。
東棟の耐震改修工事は、予定通り補助金決定通知が来たので、6月24日灯油タンク移設から開始しました。解体工事は7月1日開始です。7月末には完成の予定です。
リフォームローンも仮審査OKになりました。実際に借るのは工事完了後必要資金が確定してからになります。⇒金額の多少の変更はOKとのことです。
担当さんは、三男と同年齢のカワイイ瞳のマスク美人なので、(全然関係ないけど)ちょっと嬉しいのは面白い感情ですね。
東棟耐震工事②へつづく⇒完成後になります。
耐震改修工事も不動産と同じで【焦らず、無理せず、諦めず】1歩づつ進みます。(平成28年思考してから耐震診断の補助金を受け、8年目ついに耐震改修工事が現実化します。)
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