~このコラムはサラリーマン兼業大家が58歳で退職後、専業大家として法人化10期目を迎えた、私の今を綴ったコラムです。~
こんにちは、kazu21599です。
耐震工事の東棟は補助金(165万)申請し、不足分は信金さんでリフォームローン(80万~100万)を借り入れて決済する予定です。
西棟についてはまだ未定ですが、耐震工事にからめて大幅にリビングキッチン+部屋(1~2室)の改築を予定しているので、予算は1,500万くらいですが、場合によっては息子名義で住宅ローンを組むかもしれないと、その時の担保設定のために、自宅+自宅土地の根抵当を抹消することにしました。
平成9年重鉄6室アパート2棟目の新築の際、(新築建物とその土地ではなく、自宅+自宅土地を根抵当にしました⇒その7年後、3棟目の遠隔地物件を購入する際隣の土地も担保に入れ合計で4,000万の根抵当に入れてましたが、数年前から公庫さんの融資が最長10年と使いづらくなったので(既に2棟目、3棟目は完済しており、4棟目購入分も残債1,000万以下になっているので、この際自宅部分(根抵当2,300万)を外せないかと相談したところ、OKということで、自宅根抵当権抹消の手続きをDIYしました。
公庫さんの場合抵当権設定も、解除もDIYできるので(銀行さんの場合嫌がられることもある)法務局ではDIYしています。
※従兄弟の○田出版社との根抵当抹消も(合併していたので面倒でしたが)存続会社に問合せ、根抵当抹消に必要な書類は揃え登記したのですが、地銀さんの根抵当はDIYはごめんなさいと断られました⇒地銀さんの紹介司法書士さんで抹消登記してもらいました。
1,まず、ネットで根抵当抹消手続きと入力し調べます
相続登記も2度、家族への共有持ち分の移譲登記も、法人への建物売却の移譲登記も何度もやっているのですが、やっぱりマニュアルを読みながら出ないと登記申請書の書き方も思い出せません。
インターネットで、書類のひな型も、書き方も出てくるので、それを見ながら登記申請書を下書きします。添付書類として必要なものが書いているので、日本政策金融公庫から送られてきた各種の書類で揃っているかを確認します。
※登記申請用紙の書き方
![]() 登記申請書のひな型です。中に書いてある内容が入っていれば別途の様式でもOKです |
![]() 記載時のアドバイスが細かく書いてあります。注記があるので別紙の注記を見ながら下書きしていきます |
![]() 必要な添付書類などの説明も書かれています |
![]() 申請書提出時の費用や、必要な記載の内容などが書かれています |
登記申請書と添付書類の確認をしたら、法務局の提出する申請書の書き方や添付書類に間違いがないか、相談するために相談予約をします。
※書類の書き方や(それぞれ独特な用語を使います)、添付書類の確認はしてくれますが(不足がないかどうか)、記載内容が正しいかどうかの確認は、書類を提出してから担当者が隅から隅まで確認します。⇒変更がある場合は連絡があります。
2,予約日に法務局で書類確認をしてもらう
木曜日の10時30分(相談時間は約30分)が取れたので、時間の5分前に法務局へ行きました。多分嘱託の定年退職された方だと思います。とても丁寧に教えてくれました。
下記の書類に鉛筆で書きこんでいきましたが、いくつかの部分で訂正指摘を受けました。⇒まあ面倒なので細かな注意事項読まずに見本だけ見て書いて行ってるので指摘は当然です。
※下記の書類に書き込んでいきました。
指摘された部分は
①原因…日付だけ書いてましたが登記現状法に書かれている令和6年5月29日解除⇒解除の記載が必要とのことでした。
②権利者…土地・建物の所有者であるkazu21599と母の住所・氏名を連名で書いていましたが⇒申請人(kazu21599)の記載と住所・氏名・印、(連名ではなく)その下に母の住所と氏名を記載するとのことでした。
③義務者…の欄で金日本政策金融公庫の⇒会社法人等番号を記入すること
●登記識別情報…公庫さんから送られてきた根抵当権の登記識別情報で原本でも可(パスワードを剥いで但し原本は廃棄される)、コピーでも可(原本は登記後は当然効力はないが取っておく人もいるとのこと)
⑥登録免許税は…1件1,000円(登記印紙を貼ります)、今回は土地・建物2件なので2,000円と記載します。
最後の不動産の表示になりますが、登記識別情報に書いてある【不動産番号】を記載すれば、表示は省略しても構わないことになっています。⇒ところがアドバイスくれた方が、2件程度ならできれば登記原因証明情報に書かれている不動産情報と同じものなので、量が少なければ書いておくと、担当者がチェックの際、調べる時間を省略できるので書いてくれると有難い(必須ではなく省略できるけど)と何度も言っていたので(登記申請書は手書きではなくパソコンで作成しました)登記申請書に不動産番号と不動産の表示情報を打ち込みました。
※法務局でアドバイス貰った内容は、多分注記を読めば全部書いてあると思います
3,当日帰宅後2時間ほどで登記申請書作成
パソコンで登記申請書作成し、登記申請書に2,000円の登記印紙を貼る台紙(台紙は法務局で貰った)とホッチキス止めし、登記申請書に押した認印と同じ印で綴じ目に割印を押した。再度法務局へ向かい、登記印紙を購入し貼付け、受付に提出した。
提出した書類は①登記申請書+登記印紙を貼った台紙②登記識別情報土地・建物のコピー③根抵当解除証書④公庫さんの委任状となる。
書類の内容に間違いがあれば、訂正の連絡があり、間違いがなければ1週間ほどで根抵当権抹消の手続きが完了し、完了証書を交付してくれることになる。
登記は複雑なものでなければ(相続なんかは関係者が多いと結構大変)法務局で親切に教えてくれるのでDIYしてみるのもいいと思う。数万円の節約になると思う。
朝、法務局へ行き、その足で銀行記帳、U不動産屋さんで募集の動向を聞き、帰宅後登記申請書作成・受付すませ、夕方自宅東棟耐震工事の打合せ後、駐車場代を預り、プレパト・モニタリングを見ながら実践コラムを書いて今日も1日が終わった
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