~このコラムはサラリーマン兼業大家が58歳で退職後、専業大家として法人化9期目も終わり10期目に入った、私の今を綴ったコラムです。~

こんにちは、kazu21599です。

 

 R6年7月5日、大工さんが先にできる作業は済んだので、次は基礎補強工事が終わってから、また大工さんが入り改修工事完了となります。

 R6年7月6日、セメントを流し込む型枠と鉄筋やボルト埋込の作業が(多分基礎屋さんの下請けの業者さんだと思う)10~16時くらいの時間で完了しました。⇒7月8日月曜日にセメントを流し込んで、3日間養生して、基礎のコンクリート工事は完了です。

 

※工事行程表は、7月末頃完成予定です

 

 

構成は

1,耐震改修工事部分の荷物の移動

2,リフォーム資金の問い合わせ・信用金庫

3,改修工事開始、①解体と②基礎補強

4,東棟平屋耐震改修工事完成

 

となります

 

 

3,工事開始、②基礎補強

茶室横壁基礎補強…床下が高さ20cmくらいしかないので、鉄筋や型枠が組めません、床下に堰をつくってセメントを流し込んで玉石毎べた基礎にします。短い束柱数本で支えて柱は金物で固定するようです。

⇒ここは耐力壁下だけでなく、その延長の敷居部分の床下も玉石毎で基礎打ちます。

耐力壁を打ち付けています。コンパネを構造用合板と言うのかと思ってましたが、全然別物でした

耐力壁の床下に堰をしてセメントを流し込んで玉石を固定します

茶室の床は耐力壁下から襖までの一直線状にセメントで固めます

 

②外壁からの壁補強改修基礎工事…L字型の基礎を、鉄筋組んでしっかり作りその上に柱建てて耐力壁を作るようです。

 

鉄筋組んで枠作ってセメント流し込んで固定します。養生は3日間取るとのことでした、雨じゃないので良かったです。

L字型の基礎で向こう側の壁から手前の壁までしっかり固定します

 

③納戸下の基礎工事…大穴は土入れて塞ぐことになりました、上に砕石入れて鉄筋組んで基礎作ります。⇒それが一番安くできるだろうということになりました。

大穴は土で埋め砕石を敷いてその上に基礎の型枠を組みます実際の敷居巾の2倍くらいの幅の基礎です、

型枠で囲んだ部分に鉄筋入れてコンクリート基礎作ります、》両側の玉石と柱の一部もコンクリートで固めます

 

新しい柱は白蟻忌避剤、防腐剤塗って金物で固定しています、この柱の一部毎コンクリート基礎で固定するようです

 

④三男の部屋のガラス戸下の基礎…ここが一番苦労したようです、最終枠組みでコンクリート基礎を高くして、間に短い柱を何本か入れて金物で固定することになりました。基礎は両側の玉石と柱ごとコンクリートで固めるようです。

構造用合板、節目も年輪も面白いので、このまま使います、ここの敷居下が白蟻にやられていたのですが、両側の床下の柱部分もやられていて、中の敷居が交換できず、やれるだけやろうということになりました。

敷居下の補強基礎は幅が広めで高さも高いです、両側の柱ごと、下の玉石も巻き込んでコンクリートで固めるようです。その上に何本か柱を金物で固定します。両側の柱も緩衝材挟んでセメントで固めました

 

 

※7月12日、3日間養生後、型枠外すと

①茶室は高さがないので、ベタ基礎になっています

②外側壁はガッチリ基礎ができました、基礎の上に土台をボルト止めし、柱を3本立て土台にボルトと金物で固定し、大壁を作り、さらに外壁を貼り、差掛けを新設し、灯油タンクを元の位置に戻して工事完了になります

③納戸跡は柱2本分くらいの基礎と、壁を支える土台を交換しています、基礎に埋め込んだボルト3本で束柱を固定し壁の土台を支え補強したのち、納戸跡の床をモルタルで土間にして完了です

④三男の部屋のガラス戸下は支えの柱も玉石も巻き込んで50cm幅の基礎になっています(壁下の土台の交換はできませんでした)束柱をボルトと金物で固定し土台を支えるようです

※室内の耐力壁は真壁で、外壁は大壁づくりにしています

※大壁と真壁の違いは、主に柱や梁をどう扱うかにあります。⇒ 大壁工法では、柱や梁を壁内に隠し、外壁に厚い壁を作ります。 大壁は柱や梁を壁内に隠すため壁が厚く、断熱性や防音性・耐久性に優れた壁 です。 一方、真壁工法では柱や梁を露出させて、直接室内から視認できます。

 

 

4,東棟平屋耐震改修工事完成

 基礎が完成したので、それぞれの基礎に埋め込んだボルトに束柱を立てボルト固定し、壁を支えている土台に金物で固定して補強するようです。

 7月15日工事行程通り…ここからは大工さんの仕事になります。納戸部分の耐久壁作った隣の敷居が垂れて襖が止まらず倒れるので、敷居の下側に束石代わりにブロックおいて、余った束柱を入れて持ち上げてくれるようです。⇒先に外壁からの補強の柱を立て耐久壁を作ってから、余った柱の部材を使うとのことでした。16日には市役所の補助金の工事検査が入るようです。

茶室横壁基礎補強…床下が高さ20cmくらいしかないので、

茶室耐久壁の下に玉石があり、左側部分は木を入れて固定するスペースがないのでべた基礎で玉石を固定しています

耐久壁の右側の襖の下は土台のべた基礎の上に小さな柱を金物で固定し、横の木で補強し、襖の敷居の土台を補強しました。

茶室の隣の部屋の押入れの壁は耐力壁となり、耐力壁と襖の土台はべた基礎で補強されました

 

 

②外壁からの壁補強改修基礎工事

土台の上に3本の柱を立て(既存の柱入れて4本、筋交いと金物で補強しています、ここに大壁の耐久壁を作ります

耐久壁貼った後、外部なので壁に雨が侵入しないよう防水紙貼っています。この上にガルバ鋼板貼って壁は完了です

基礎が完成し、耐久壁の上から鋼板を貼り、差掛けは新品になりました、灯油タンクを元の位置に設置して完成です

 

 

 

③納戸下の基礎工事

耐力壁の下の(基礎から出たボルトで)固定した束柱で壁の土台を支えます、両側の柱に添えた束柱で補強し、筋交い入れています

基礎に固定した束柱で補強し、筋交い入れてます、ブルーシートの部分はモルタルで土間にして、束柱部分は周囲をパネルで塞いでくれるようです

納戸跡は株をケイカル板で目隠しし、ブルーシートの部分をモルタルで土間にして完了です、あとはDIYで棚を付けて資材・道具置場にします

※大工さんは、納戸跡は高さが3mくらいあるので、上部をロフトにするといいよとアドバイスくれました。棚も固定しないで外せる方がいろんな使い道があるとのことでした。とりあえず電気は引いて照明つけようと思います

 

敷居の土台が下がって、襖が倒れてくるので、余った束柱で持ち上げてくれました

襖はきちんと閉まるようになりました。

 

※納戸の跡も耐力壁完成です

納戸の襖は耐力壁になり、白蟻でボロボロの土台は新しく土台と交換し15cm幅のコンクリート基礎に3本の束柱で固定されました

納戸跡は土間になりました、DIY用倉庫にしようと思ってます

 

 

④三男の部屋のガラス戸下の基礎

ボルトで固定した束柱4本で耐力壁支えます、両側の束柱は、既存の両側の柱に沿って金物で固定し、既存の柱を補強します、束柱は横板で補強しています、これで完了です

三男の使っていた部屋はガラス戸が耐力壁に代わり、基礎は50cm幅のコンクリートで補強されました。

 

 R6年7月18日、大工さんの仕事は終わりました。7月19日基礎屋さんが納戸跡の土間をセメントで平らにし、7月24日灯油タンクを設備屋さんが再設置して、東棟耐震改修工事完成となります。

※大工さんが使えそうな端材をDIY用に全部置いていってくれました。

 

 

 ついに東棟の耐震改修工事完了しました。やむなく工事方法を変更した場所もありましたが、天気も雨の間をぬって基礎工事も早く終わり、職人さんの人役が減り、見積よりも若干安くできたのでお天気にも、建築士さんにも、職人さんにも感謝です。

※当初の見積もり案では約240万でしたが、雨の間を抜け、基礎も予定日数より少なく、外壁鋼板も板金屋さん外注ではなく(全部工務店の大工さんが貼ってくれた)大工さんの日数も予定より少なくて済み最終請求金額は、灯油タンク移設も含めて約200万で済みました。持出分は約35万(予定の半額以下になりました。)

 

 

次は西棟改修工事だぁー!