つい先日のことでした。

仕事から帰宅すると、税務署から一通の郵便物が届いていました。

「税務署からか…いったい何なんだろ?」

封を開けた僕の目に飛び込んできたのは、『予定納税』という見慣れない言葉でした。

 

 

 

『予定納税』とは?

予定納税というものを僕は知らなかったのですが、郵便物には説明書が同封されており、このように書かれていました。

予定納税とは、一定の要件を満たす方が、令和6年分の所得税及び復興特別所得税の一部をあらかじめ納付しなければならないという制度です。

…要は、来年の確定申告後に納付する税額の一部を先に納付しなければならないわけです。

で、この「一定の要件を満たす方」というのが、「予定納税基準額が15万円以上となる方」となっており、令和5年分の所得税等の申告納税額を元に判定しているようでした。

要するに、「あなたは昨年それなりの納税額だったから、今年も同等の額になりそうですよね?だから、その一部を先に納付しておきましょうよ!」というようなものだと解釈しています。

 

 

 

損することはない

この予定納税ですが、あくまでも一部を先に納付するだけであって、損になることは一切ありません。来年の確定申告の際に、差し引いて精算するからです。

また、確定申告後にまとめて納付する負担感を緩和する意図もあるようで、考え方によっては親切な制度だと捉えることもできます。

…が、しかし!

僕にとっては、ありがた迷惑なんですよね…。

 

 

 

想定外の出費

だって、僕にとって想定外の出費でしかないんですよね。予定納税なんていらないから、「確定申告後にまとめて納める」でいいのに…と思うわけですよ。

でも、このように思ってしまうのは、僕が『予定納税』という制度を知らなかったことが原因です。知識がなかったために、心の準備ができていなかっただけなんですよね…。

とはいえ、想定外ではあるものの納付できる額ではありますので、しっかりと期日までに納めさせていただきます。

今回の、僕にとって初となる予定納税は、「知識を身に付けておくことの重要性」を再認識させてくれたのでした。

 

 

先日、ジュニアさんが法人の予定納税に関するコラムを投稿されていましたね。

その中で、ジュニアさんもこの制度について知らなかったと書かれており…

「良かった、僕だけじゃなかったんだ…」

…ホッと胸を撫でおろしたのは、ここだけの秘密です。笑