こんにちは。

ベトナム大家です。

 

こんな寓話があります。

AさんとBさんがジャンケンをしました。

Aさんが勝ち、Bさんから1万円貰いました。

税務署「所得税2000円いただきます」

 

これみたいに、他人の取引に首を突っ込み

ノーリスクで最低30万円を強奪できるのが

宅建業者になるメリットだとも言えますが

真のメリットは別のところにありました。

 

個人と業者の売却を比較

それは自己所有物件の売却で発生します。

 

① 売却の検討

個人:

 よし売るぞ、という確固たる決意が必要

業者:

 メルカリにおためし出品する感覚でOK

 

② 物件の概要

個人:

 業者を呼んで説明しないといけない

業者:

 自身で把握しているので何もしない

 

③ 仲介手数料

個人:

 手数料の支払いを確実に約定するため

 媒介契約書面に署名・捺印させられる

 そして、その手数料は当たり前のように

 宅建業法の上限額が適用されている

業者:

 自ら売主なので何もしない

 

④ マイソク・図面

個人:

 業者がテキトーに作った図面を掲載される

 ほんの少し角度を変えた外観写真だけを

 何枚も載せて水増しされたりする

 結果、内装が不安だからと指値交渉が入る

業者:

 用意した写真を自由にレイアウトでき

 アピールしたいポイントも強調できる

 

⑤ 金額交渉

個人:

 クッソ安い指値を入れられたとしても

 早く売却したほうが良いと勧めてくる

 特に、2024年7月1日からは

 800万円で売れようが1円で売れようが

 手数料は一律30万円になるので

 その傾向は強まるものと考えられる

業者:

 そんなクッソ安値で買えるんだったら

 むしろ私が買い増ししますよ、と一蹴する

 

⑥ 値付けを間違えた場合

個人:

 満額買付で強制的にクロージングされる

 基本的にキャンセルはできない

業者:

 間違えちゃったテヘペロ、で

 しれっとレインズを修正して仕切り直し

 

物件は図面の見た目が8割

個人的には特に④番が大きいと感じています。

自ら売主で思うように図面を作ってみて

他の業者がお客様から預かった物件に対して

どれだけテキトーなのかよく分かりました。

 

これなんか酷すぎて吐きそうです。

なんで、同じ写真を3枚も並べてるの?

何がしたいの? それって誰が得するの?

せっかく高く売れるものも売れなくなります。

 

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ベトナム不動産[仮名]では

誠実な図面作成を心がけていこうと思います。