こんにちは、ハピくまです。
先日、4,5号アパートを2棟1括で決済し、総投資額1億円の大台を突破、規模も5棟33室まで拡大することができたことをお話ししました。
しかし、その4,5号アパート(特に4号の方)で大問題が発生しています。。
それも一つではなく、問題だらけでため息が止まりません…!笑
このアパートは18部屋中13部屋が空室という再生案件であり、購入前に修繕計画、金額の積み上げを行ったうえで購入したのですが、早くもその計画に誤算が生じてしまいました。
それは物件決済後の2日後の週末に、満を持して関西→千葉まで現地確認、リフォーム業者さんと打ち合わせを実施した日のことです。
その日は生憎の大雨でした。(フラグ)
何社かに来てもらう中の最初の業者さんと、まず改装しようと考えていた8部屋を回っていました。
最初の3,4部屋を順調に回って内覧も中盤に差し掛かったときのこと、ある1室で異変に気付きました。
ん、なんだこのガムテープは??
壁紙が剥がれちゃったので補修したのか?
そう思って近づくと、、、
え!!!雨漏りしとるやん!!
窓枠の上にポタポタと水が滴り落ちており、周りの壁紙が傷んでいるのも雨漏りが原因であることに気づきました。
うわぁ、、なんで気づかなかったんだろう…
大ため息。。
そうなんです、実は購入前にはもちろんこの部屋も内覧をしていたのです。
こんな大規模にガムテープは貼ってあるし、壁紙もカビているというのに、全く気付かず!!!
内覧時は仲介業者に長々時間を取らせるわけにもいかないので1時間程度で13部屋を見て回り、例のチェックシートで修繕計画を立てました。
時間がなく、焦っていたのか、、、?
それもありますが、それ以上に考えられるのが、この部屋は1階の部屋です。
そう1階なのに雨漏りしているんです。
1階なんだから雨漏りするわけがないという先入観で見逃してしまったのかもしれません。
皆さん、1階が雨漏りするケースってどんなものが思いつきますか?
私はこれまで雨漏りとは縁がなかったので雨漏りのことは全く勉強不足でした。
今回は非常に勉強になりましたが、今回の雨漏りの原因はここ。
そう2階の共用廊下です。
このアパートの2階共用廊下は床がコンクリートむき出しとなっており、かつ防水がまったく機能していませんでした。
コンクリートにはクラックがあり、コケが繁茂しています。
ここから水が染み込んでしまったのです。
染み込んでも廊下の下に滴るだけでは?と思いますよね。
それがそんな単純には終わらず、染み込んで共用廊下の下に滴った雨水が、コンクリートを支えている鉄骨と建物の継ぎ目(ボルト穴など)から染みこんでしまっていると。
確かに2階は全く雨漏りしていないのでその説は濃厚そうです。
まじかー、と頭を抱える私ですが、ふと更に嫌な予感が頭をよぎります。
共用階段は建物の全幅に沿って据え付けられています。
ということは、、???
はい、そのとおり。
1階の部屋は5部屋あるのですが、全滅でした。。
程度の差はあれど全ての部屋で玄関側の壁が雨漏りしていました。
玄関周りの外壁も傷んでおり、玄関フレームが浮いてきてしまっている部屋も。。
恐らく壁のボードの中は大変なことになっているでしょうし、1階の天井もどうなっているのやら…
まず打つべき対策は早急に共用廊下の水染みを止めることです。
雨漏り原因の推測が正しければ2階から水が下に落ちなければ雨漏りも止められるはずです。
やるべきことは2階廊下の防水工事の施工です。
費用は数十万は掛かります。
早くも予想外の出費となってしまいました。。。
まだこれで雨漏りが止まれば全然許容できるのですが、本当に止まるものなのかとても心配です。
しかも問題はそれだけではありませんでした。。。
それは…
また今後のコラムで書きたいと思います…(-.-;)y
とりあえず皆さんにお伝えしたいことは
一階だからと侮るなかれ
です。。
この物件、前途多難な再生案件になりそうです…笑
せめて応援のほどよろしくお願いします…
(…が止まりません笑)
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