こんにちは。

ベトナム大家です。

 

みなさま、こんな経験はないでしょうか。

ポータルサイトで良さげな物件を見つけ

速攻で問い合わせて、満額買付を入れるも

「親族の反対で売り止めになりまして~」

などと言われて買えないパターンです。

 

宅建業者になったことで理解できましたが

「電車と接触」が飛び込み自殺を示すように

「親族」が出てくるのは定番の隠語です。

より良い条件の客が現れたということです。

 

セールストークに騙された

宅建業者になる前に経験した事象です。

ある物件を内覧した後、少し指値を入れて

その場で買付証明書を書きました。

 

なぜ、指値を入れてしまったかと言うと

この物件を案内した営業が

「仮に2番手以降が満額を入れてきても

 アナタも満額に変えていただければ

 確実に購入することができますよ」

と言ったからです。

 

ところが、2番手だか3番手だかの人が

満額+100万円で入札してきたとかで

横から搔っ攫われる形になりました。

 

その営業の言い訳を聞いていると

売主様の意向を~とか言っていましたが

なんのことはない、己の意向です。

 

だって、+100万円になるということは

売主からも買主からも+3万円貰えます。

「確実に購入することができます」と

言ってしまった責任など吹き飛びます。

 

仁義 < 6万円

です。

買い上がる客が現れたなら止めません。

宅建業者なら、そうするのが当然です。

今なら、その気持ちも十分に分かります。

 

買い上がりが通用しなくなる?

ただし、今後は変わってくると思います。

なぜなら、800万円以下の物件に対しては

一律30万円の手数料になってしまいました。

 

400万円で満額の買付が入っていたとして

500万円や600万円の買い上がりがあっても

仲介手数料は30万円からアップしません。

そうすると仁義を破る意味がなくなります。

 

一方で、800万円が満額の物件に対して

900万円で買い上がる手法は有効です。

30万円から33万円にアップしますから。