~このコラムはサラリーマン兼業大家が58歳で退職後、専業大家として法人化10期目を迎えた、私の今を綴ったコラムです。~

こんにちは、kazu21599です。

 

 築古木造50年再生物件2F203号室、雨戸回りと外部の木部塗装、そしてトイレの設備取付完了後、お部屋部分のリフォームに取り掛かりました。

 DIYリフォームの内容は次のようになります。

①4.5畳和室…押入れ遮音工事・壁遮音工事、木部塗装、天井クロス貼り、壁クロス貼り、襖クロス貼り、照明交換、コンセント交換、ウッドカーペット固定、ガラス戸木部塗装

②6畳和室…押入れ遮音工事、木部塗装、天井クロス貼り、壁クロス貼り、襖クロス貼り、照明交換、コンセント交換、ウッドカーペット固定

 

 

1,6畳エアコン取付は施主支給で

 これから夏場に入るので、最初にエアコン設置を業者さんに依頼しました。まずはエアコン設置のためエアコン部分の壁面だけ先にクロス貼ります。⇒エアコン取付後は(2階の部屋なので)ドレーンの水が1階の洗濯物に落ちないようパイプで延長してもらいました。

 

※エアコン取付は業者さんに依頼

砂壁落して、シーラー塗ってクロス貼ります。6畳の部屋のエアコン付ける部分だけ先に木部も塗装し、クロス貼りました

設備業者さんに、施主支給で取付けてもらいました。昨年から取付代も22,000円⇒25,000円(税込み)に値上がりしました。日立白くまくん2.8KW56,018円

※夏場も冬場もエアコン優先で快適にDIYしようと思ってます。

 

 

2,襖にはクロス貼ります

 いつも襖は洋室風にするために、襖紙ではなく壁用のクロスを貼ります。203号は襖を張り替えた形跡がなく、かなり劣化していて破れたり、穴が空いてました。小さな穴は補修用テープで補修し、大きな破れは下地にクロスの端切れを貼って補強します。⇒補強後乾いてからシーアップ塗ってクロス貼ります。

※4.5畳押入れ襖壁クロス

補修用テープと、クロスの端切れで、破れた部分を補強しました

襖を壁風に仕上げようと思います。385円/m送料別(糊なし)5m2,470円+余っていた分4m

4.5畳部屋はアクセントクロスを襖に貼って壁風ににしています

※襖紙が劣化していて、貼った後から、2層3層に分かれてベロンと剝れてきて、再度剝れた部分を接着剤や糊で貼り直し、倍の手間がかかりました

 

※6畳襖壁クロス

襖にシーアップ5,033円/4㎏塗ってその上にクロス貼ります。襖紙は劣化して茶色に変色してました。

500番台なのにとてもお洒落な雰囲気のクロスで好きです。糊なし10m3,370円

 

 

2,押入れは遮音工事を

①6畳和室…隣の204号の押入れ戸横並びで続いていて204号の押入れ遮音工事は完了しているので、今回203号の押入れを遮音工事すればかなり有効に遮音できると思います。

 いつものように、下地に余った石膏ボードを貼付け処分します。(できるだけ廃棄を減らします・隙間はコーキングで塞ぎます)。次に2.8mmの遮音ゴムシ-トを貼り、再度その上から継ぎ目のない新品の石膏ボード12.5mmを貼り、隙間をコーキング(音漏れと遮音シートのゴム臭を防ぎます)して完成です。

端切れの石膏ボードを下地に貼って隙間はコーキングで埋めます

下地の石膏ボードの上に遮音シートを貼り、床にもゴムシートを貼りました

床には合板敷いて、壁は遮音シートの上に石膏ボード上貼りして最後に隙間をコーキングして完了です

※壁は大建遮音シート455HGB03071本4,182円厚さ2.8mm(460×6m)約2.5本使いました。

※床に敷いたのは大建遮音シートGB03051本34,74円厚さ1.2mm(940×10m)です、4.5畳の壁に1.2mmゴムシート+12.5mm石膏ボード+1.2mmゴムシート+石膏ボード+クロスで仕上げてみようと購入しましたが合板下にも敷いてみました。これも2.5本使いました

 

 天井を覗くと、この押入れの上部が隣の204号の天井に繋がっていたので、石膏ボードで界壁を作りました。⇒少しでも音漏れが防げるのかなと思います。

 

※6畳の部屋の押入れ部分の天井が204号室側にあります、押入れの壁を遮音工事しても上が筒抜けのままでは、音も抜けるだろうなと思い、石膏ボードで界壁を作りました。

203号の押入れと204号の6畳閨が天井が筒抜けです

203号と204号の押入れの上部の天井裏も筒抜けです

押入れの天井で繋がっていた204号の部屋に石膏ボードで界壁を作りました、これで少しでも音漏れが防げるといいのですが、

押入れで使った遮音の石膏ボードの端切れを使ってます(新品を使うと早いのですが、石膏ボードは行政のごみ回収では捨てられないので、できるだけ使い切ります)隙間はコーキングやゴム遮音シートを貼ります

 

 

②4.5畳和室…隣の部屋とは押入れの側面と、4.5畳の壁の部分が202号室に接しているので押入れ遮音工事+壁遮音工事が必要となります。2.8mmの遮音ゴムシートが少し価格が高いし重いので、こちらは1.2mmの遮音シートを使うことにしました。

 まず下地に1.2mm遮音シートを貼り、上に12.5mm石膏ボード、再度1.2mm遮音シート、その上に再度12.5mm石膏ボードを貼ります。壁は石膏ボードの上にクロス貼ります(遮音ゴムシートを2層貼ることになります)⇒2.8mmのシ-トは幅が45.5cmですが、1.2mmは94cm幅なので壁の広い面積には貼り易いと思っています

 また押入れの下段の床にも1.2mm遮音シートを貼った上に12mmの合板を敷いて完成です。⇒なお、押入れの天井には点検口として天井から屋根裏を覗けるようにしました。

 天井を覗くと隣の部屋(202号)との界壁に隙間があり、キッチン側には大きな穴が空いていたので、石膏ボードで隙間と穴を塞ぎました。⇒少しでも音漏れが防げると思います。

 

※4.5畳部屋天井の界壁の穴を塞ぎます

キッチン上部の屋根裏の界壁に穴が空いてました

界壁に下部に隙間が見えます

 

界壁の下部と穴を石膏ボードで塞ぎました。

 

※4.5畳のお部屋は壁の遮音工事もしました。

砂壁の上に1.2mmの遮音ゴムシートを貼りました

遮音シートの上に1回目の石膏ボード12.5mm貼ります、このボードの上にもう一度1.2mmのゴムシート貼ります

石膏ボード2回目完了、長押も柱も隠れました。この上にクロス貼って完成です

※元のモルタル壁15mm+ゴムシート1.2mm1枚目+石膏ボード1枚目12.5mm+ゴムシート1.2mm2枚目+石膏ボード2枚目12.5mm+クロス=42.4mm…壁厚さは1.5cmから4.25cmになったので、聞こえていた会話は⇒何を話しているかわからないレベルにはなると思う

2枚目のボードを貼ったあとパテ埋めし、マルチツールの先をサンダーに換えてパテを均します、その後クロスを貼ります

遮音壁にクロス貼って完成です、足場台の上に置いてるのは襖が貼った後べろべろ剝れてくるので(襖紙の中の紙が劣化していて剝れる)剝れた部分を再度接着しています

 

 

3,木部塗装と天井クロス貼り

 ①木部はライトブラウンで…塗装します。まず釘やネジ、使わなくなった電話線コードを外し、穴などをスクレーパーで均し、壁用のパテで穴を埋め(木目の浮きも均します)、乾いたらサンドペーパーで磨いてきれいにします。⇒木部用のパテを使うと、かなり固くなるのでサンドペーパーで磨くのが大変です(サンダーでないと削れないので、石膏ボード用のパテで成型しました。)

 乾かしたあと、シーラーを塗って塗装します。

※下地のパテ塗・磨きでキレイな平面にしておくと仕上りが良くなります。

釘穴・ネジ穴や割れ、凹み、痩せた木目部分などをパテ塗し、紙やすりで磨いて均します

木部塗装天井の桟の部分もライトブラウンで塗装しました、モルタル壁、天井板にはシーアップ4kg下地に塗ります。

モルタル壁にクロス、天井クロス貼って完了です

 

 

②天井クロスは…和室の桟を木部塗装して、デザインとして残します。間の天井板にシーラー塗ってクロスを貼ると、幅も狭くて貼り易いですし、天井板の重なりがデザイン風に見えて、意外と感じがいいと思ってます。⇒和風と洋風のあいのこみたいな不思議なデザインになります。

 

 天井クロス貼ってから照明交換します。(古い引掛けシーリングも交換します)、また壁クロス貼ってから古いコンセントを交換します。

 

天井クロスは塗装用の柄を長くする延長棒を使って、クロスを押さえながら貼っていきます(押さえてないと貼っていないクロスの重さで剝れます)

平台の上に乗って天井クロスを貼ります

古いシーリングライトを、LED照明に交換します

引掛けシーリング交換(部品200円くらい)後、LED照明取付けます、約2,750円

古いWコンセントを交換します、第2種電気工事士の資格が必要です

パナコスモシリーズWコンセント、約600円です

 

 

 木部を塗装し、遮音工事後、壁と天井にクロスを貼り、最後は畳上にウッドカーペットを敷いて、お部屋のDIYは完成となります、つづく

再生部屋・残り1室目標は9月完成めざして!