◆記憶に残る人生
「父は言った。『いつかこの世界にさよならを告げる時がくる。だから記憶に残る人生を生きなさい。』子供の頃、父に教わったんだ。」
この言葉は、私が好きなアーティストの一人、スウェーデン出身のアヴィーチーの歌の「The Nights」の一節です。
私たちが不動産投資で成功を目指すのは、記憶に残る人生を生きるためだと思うんです。すぐに忘れてしまうような単調な毎日から脱するためだと思うんです。
私は記憶に残る人生にしたいと思い、不動産投資を始めました。不動産投資で成功したら思いっきり人生を楽しみたいと思っているんです。
そして、今回初めて海外の結婚式、フランスの結婚式に参加したのですが、もう驚きの連続でした。まさに人生の記憶に刻まれました。
どんな結婚式だったかというと・・・
<シリーズのコラム>
#130 フランスからやってきた美人すぎるパリジェンヌの正体
#131 使っていない自宅の部屋が10万円の収入を生み、しかも・・・
#132 驚愕!フランス・パリの不動産事情
#133 食べる宝石!フランスのチョコビジネス儲けの裏側
◆結婚式に世界各国から集まる
15時、結婚式は教会で行われました。私たち家族がタクシーで到着する頃には続々と人が集まってきていました。
フランスはもちろん、ベルギー、スイス、ドイツ、スロバキアなどヨーロッパの国々はもとより、アゼルバイジャンや私たち日本といった様々な国から式に駆けつています。
到着早々、次男は新郎新婦と一緒にバージンロードを歩く天使役(?)のため衣装に着替えて参列。息子も少々緊張気味です。
そして、新郎新婦の入場とともに、とにかく歌いまくります。20曲は歌っていたでしょうか!?賛美歌を歌ったり、誓いの言葉や神父の言葉を聞いたりしながら約3時間続きました。
ちょっと面白かったのがご祝儀です。
フランスでは日本のようにご祝儀を手渡す慣習は無いのですが、式の最後の方に子どもたちが小さなカゴを持って式場を周ります。
参加者は子どもたちが持っているカゴに500円~1000円の小銭を入れるようになっています。
我が家は、あえて日本式にご祝儀袋に少し大きなお金を包みカゴに入れました。カゴを持って回っている子どもが驚いていましたよ!笑
本格的なカトリック式の教会式は、荘厳で素晴らしい結婚式でした。新郎新婦も家族もみんな本当に幸せそうです。やっぱり映えますね~!
◆18時からはウェルカムパーティ
そして、場所を披露宴会場に移して、今度は18時からウェルカムパーティが始まります。
披露宴会場はキャンプ場のようになっていて、この日は披露宴会場の脇にあるロッジにみな宿泊することになっています。
そして、披露宴がスタートするまでの約2時間、生演奏をBGMに、飲み物や軽食が振る舞われます。
数年前の私だったら英語も話せないですし、外国人だらけのパーティに参加するなんてありえないことでした。たぶん誰とも話さずに隅っこにいたんだろうな思います。
しかし、ホストファミリー英語の本領発揮です!
カタコトの英語と手振り身振りで物怖じせずに会話を楽しむことができました。何より息子たちがものすごく会場の雰囲気を楽しんでいました。
また、妻が着物を着ていたこともあり、本当に様々な方から声をかけてもらいました。フランス人ってもしかしたらすごく日本贔屓かもしれません。
(新郎新婦はたこ焼きが大好き!笑)
(えびふりゃーが洗濯ばさみで吊るされて登場!)
(干し椎茸?あんまり美味しくない笑)
◆やっと披露宴がスタート!
そして、いよいよ20時から披露宴スタートです!
そうです、やっと披露宴がスタートなんです。いったい何時までやるんだ!?とにかく長い。。。
披露宴はひたすら食べて踊って騒いでがずっと続きます。デザートが出てきたのは、なんと深夜1時。息子も両親も私もすでに眠気MAXです。フランスの結婚式恐るべし。
しかし、デザートが終わって終了ではありません。そこからさらにダンスが始まり、結局終わったのは朝3時過ぎでした。。。
実に14時間以上。なんでこっちの人はこんなに体力があるんでしょうか!?驚
(経営している会社のチーズがたっぷり)
(1箱1000円はするチョコレートが大量に配られ、なぜか草履!?)
◆完結
まとめると、
・結婚式 3時間
・ウェルカムパーティ 2時間
・披露宴 6時間
・2次会 3時間
合計14時間にも及ぶ超絶に長~いフランスの結婚式でした。。。汗
いや~、いっぱい食べて、いっぱいしゃべって、いっぱい飲みました。疲れた。。。
そして、結婚式の心地良い疲れを引きずりながりも、朝は森に包まれたベッドで目を覚ましました。最後に少しだけパリを観光して日本に帰国しました。
これでシリーズ「不動産投資家のフランス旅行記」は完結となります。
今回のフランス旅行は最初は迷いもありました。不安もいっぱいありました。
死の直前、人は何を後悔するのか?「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」の著者で、3500人を看取ったホスピス医が言います。
「人はやったことよりもやらなかったことを後悔する」
不動産投資でそこそこの成功を手にして、家族でフランス旅行に行く機会を持つことができて心から良かった思います。
何より貴重な機会を子どもたちや親に体験させることができたことが、なによりも良かったです!
残念ながらコラムでは公開できない写真もありましたので、飲み会やオフ会などでご紹介できればと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
(完)
◆編集後記
冒頭でご紹介したアヴィーチーは、28歳という若さでこの世を去りました。
破天荒な短い人生ではありましたが、世界中の人々の記憶に残る曲をいくつもこの世に生み出しました。
私にはアヴィーチーのように他人の記憶に残るような大きなことを成し遂げることはできません。
それでも、私の周りや私自身の記憶に残るような人生にしたいなと思っている次第です。
ということで、みなさんもホストファミリーやりませんか!!笑
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