おはようございます。
しげお@です。
先日コラムにした、「私の戸建の半分が隣地に建っている件」の続きです。
不動産屋から、「しげお@さんの戸建の半分が隣地にある」と伝えられました。大幅な越境?を解決するために、隣地を買うか、売るか、借地契約を締結するか、と様々な展開が予想されます。
前コラムでは4択にしましたが、
自由な読者の皆様によって、ほぼネタバレしてしまう…コラム妨害が起こりました。笑
現況は、戸建の半分がはみ出ており、
将来是正の越境覚書ではどうにもなりません。
私は、「私の土地と戸建を隣地が買わないか?」と提案しました。これで隣地が買えば、何もかも解決です。
不動産屋は既に隣地から返答を持ってきてました。
「いりません」とのこと。買いませんじゃなくて、いりません。です💧笑
不動産屋は、借地が〜地代が〜を匂わせてきたものの、一番の最悪は「私が境界確認をせず、このまま放置すること」です。私がそっぽを向けば、不動産屋はこれから宅地活用をするのに影響が出ます。
・善意の時効取得で交渉する
し「時効でしょ?前の人20年以上住んでますよ。」
不動産屋「まあそうですね。。」
し「それ以外なら、もう帰ります。」
ふ「そうなると思って、隣地所有者には話してます。」
してるんかーい!!🙄
不動産屋は交渉上手です。
私が買取や借地権設定で承諾すれば、それで進んだでしょう。
結果として、不動産屋は隣地所有者に承諾を取り、越境部分は私のものになりました。倍までとは言いませんが、所有地が広がりました。
なぜ、時効取得がすんなりと進んだのか?
私の前に住んでいた方が長期で住んでいたこと。過去測量をやった形跡がないこと。公図と登記簿では越境がないこと。私の戸建の越境箇所(私の土地では無いけど)に謎の隣地境界杭が数本あること←これが強かった。隣地が広大で、私と揉めずにさっさと解決したほうがいいこと。などです。出るとこに出ても、時効になるでしょう。
この土地が坪単価200万円とか、都内の土地なら、こんな結末にはならないでしょう。高くても整形地で坪単価50万円に満たないエリアです。それでもラッキーです。
私の費用負担は、自分の土地の測量(官民)、地積更正登記です。
費用はかかりますが、土地取得費はかかってませんし、将来第三者に対抗するためにも、登記、測量記録として残します。
本件によって境界の確認、たとえ境界杭がなかったとしても現地確認は必要だなと思いました。仲介会社は、境界未確定の現況で売りたがりますから、内見時とかに曖昧にせず見るといいでしょう。(見てもわからないことはある
今回はすんなりですが、これで揉めて数年かかる場合だってあるでしょう。不動産は奥深いです。
ということで、今日のコラムでした。
ネタバレしていただいた皆様、正解です😒…
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