~このコラムは、セカンドステージに入った8年生大家の新たなチャレンジを記した「実践」コラムです~
皆さん、こんばんは~
ジュニアです。
<まずはコレでしょ!>
<私的にはバター&コーンはマストです>
皆さん、物件買えていますか?
私は今年、2つ買いました<`ヘ´>ドヤ
先日決済した区分4号はこれまで買った物件と明らかに違う点があります。
なぜ、そうなったのか。
そんなことを頭の中で整理してみました。
1.時代
私が不動産投資を始めた頃、具体的には2016年くらいですが、売りに出ている物件の表面利回りは今よりは高いモノでした。
それでも、諸先輩方からは
「今は高いから、物件を買うのはやめた方がいい」
「東京オリンピックが終われば価格が下がるから、それまで待つべき」
などと言われていました。
それから8年、、、
表面利回りはさらに下がり、金利も上がってきています。
投資初期においても以前よりキャッシュフローを出すことが難しくなってきていますので、自己資金をより多く入れる、返済期間を長くするなどの対応が必要になってきていますね。
2.年齢
2016年から8年が経過し、私も恐らくですが、8つほど年を重ねたはずです。
不動産投資をするに当たり、年齢は大きなファクターとなります。
年齢を重ねると融資期間が長く取れなくなってくるのです。
法人ならばある程度は融通が利くとも聞きますが、連帯債務や連帯保証をするにあたり、当然のことながら高齢となればその役割を果たせないケースも出てくるでしょう。
実力不足、とも言いますw
融資期間が短くなるとキャッシュフローも得にくくなります。
低い利回りや高い金利を、時間を使ってリカバリーすることが難しくなるのです。
そんなリスクのある物件を買う時点でアウトだ、とのご指摘は受け入れませんw
3.ステージ
投資初期は、やなりキャッシュフローを求めていました。
少ない自己資金で始めたこともあり、また失敗できない環境だったことからキャッシュフローは絶対的に正義でした。
その為には高い利回りを求め、長い融資期間を求めて物件を探していました。
借地権も、私にとってはその条件を満たすものです。
今の私はセカンドステージ。
いたずらに規模を求めることはしていません。
得られるキャッシュフローを使って、少し資産性に寄せた物件選択をしています。
あくまでも、不動産から得られるキャッシュフローの範囲内、というのが今のマイルールです。
その基準で選ぶ物件には、キャッシュフローは最優先ではなくなります。
求めるのは資産性と将来性。
ここでいう資産性とは「価値の下がりにくい物件」を指します。
資産価値が落ちていく物件では、キャッシュフローを捨てることになりますからね。
4.今の物件選択
「築浅を25年で手出しは見たことかあるが築30年くらいでフルローン手出し赤でやる人いるんですね。初めてみました。」
先日のコラム「#543 区分4号のスペックと大手仲介との決着の件」で、コメンテーターのabcdさんから頂いたコメントです。
特に意識したわけではありませんが、キャッシュフローがマイナスとなる物件を買ったのは初めてでした。
実は、同じマンションのもう一部屋である区分3号もほとんどキャッシュフローは出ていません。
金利、融資期間は若干違いますが、毎月の返済額は大きく変わりません。
違うのは家賃。
今回購入した区分4号は、3号と比べてワンルームで月額7000円安い家賃となっています。
今の入居者が退去すれば解決する問題ですし、サイアクこのままでも返済は可能です。
それでも人気路線の駅徒歩1分のマンションであり客付けには功労しませんし、さらに相場より安く買えていることで負けはないと思っています。
最終的な損益は売却時まで分かりませんが、一つ言えることはキャッシュフローは最優先ではなくなった、ということです。
5.まとめ
少し前には、キャッシュフロー論争が盛り上がっていましたね。
私はキャッシュフローは必要だと思っています。
ただ、その必要性はステージや環境によって変わっていくものであり、現在の私にとっては優先順位が下がっている状態です。
例えば将来、サラリーマンを辞めるなどすれば、最優先の課題となるでしょう。
今はキャッシュフローの有無はどちらでも良くて、資産性が高い物件にシフトさせることが優先され、それがドミナントであれば尚良しです。
何を求めるかは自分が決める。
それが良いと思いますし、その判断できないことは危険だと思います。
今回のコラムは、いかがでしたでしょうか。
これから不動産を始める皆さんにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
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