こんにちは、サラリーマン大家のTAKAです。

本日は、購入した埼玉県熊谷市の築古戸建て物件のリフォーム費用を日本政策金融公庫さんから融資を受けた話についてコラムを書いていきたいと思います。

これから公庫を利用しようと考えている方の参考になればと思い書いています。

1.日本政策金融公庫

日本政策金融公庫とは、以下の役割を担う金融機関です。

「日本公庫は、「一般の金融機関が行う金融を補完すること」を旨としつつ、国の中小企業・小規模事業者政策や農林漁業政策等に基づき、法律や予算で決められた範囲で金融機能を発揮している政策金融機関です。新たな事業を始める方、災害や経営環境の変化に対応する方などの資金需要に、少額から応えてきており、日本の中小企業・小規模事業者や農林漁業者等の資金調達において重大な役割を担っております。」

(公庫のディスクロージャー誌より抜粋)

個人で不動産賃貸業を行う小規模事業者にあたるので、公庫のくくりでいうと「国民生活事業」にカテゴリーで融資を申し込みました。

公庫での融資の経験がある方には当たり前のことですが、公庫としては事業に対して融資を行うという立て付けであるので、「不動産投資」(個人の資産の蓄財を目的に行う活動)ではなく「不動産賃貸業」(所有している不動産を賃借するビジネス)を行うということ肝に命じて融資を受けなければなりません。

2.融資の流れ

公庫の融資は、

(1)融資の申し込み→(2)(必要に応じて)追加資料の提出→(3)担当者との面談日程調整の連絡→(4)担当者との面談→(5)融資実行

といった流れで進みます。

大まかな融資までの時系列は以下のとおりでした。

(1)融資の申し込み(6月中旬ころ)

→公庫のウェブサイトからインターネット経由で申し込み。以下の資料をファイルで提出しましたが、何を提出する必要があるかはインターネットの申し込みの案内に詳しく記載があるので迷わないかと思います。

・2期分の確定申告書

・購入物件のマイソク

・リフォーム見積書

・設備投資計画書(公庫フォーマット)

なお、初めて融資を受ける場合には、これに加え

・企業概要書(公庫フォーマット)

が必要になりますが、私の場合は2回目の融資だったので今回は不要でした。

なお、基本的には融資申込者の居住地(法人の場合には法人所在地)を管轄する支店が担当になります。

(2)(必要に応じて)追加資料の提出(今回はなし)

→前回の融資の際には、事前に様々な資料(所有物件の終始収支の状況や謄本、建築確認等の記載事項証明書などなど)を提出しましたが今回は事前の提出はなく

担当者との面談時に以下の資料を追加提出しました。

・銀行預金口座の異動履歴(3〜6ヶ月分)

・建物の売買契約書、重要事項説明書

・他の所有物件の入居状況・家賃がわかる資料(自作)

・他の所有物件の固定資産の納税がわかる資料

・融資対象物件の資金繰りシミュレーション(自作:任意提出)

(3)担当者との面談日程の調整(6月下旬頃)

→担当者から電話連絡があり、面談日程を調整。サラリーマンの仕事の都合上、7月下旬しか対応できなかったので、7月下旬の日程で調整しましたが、実際にはもう少し早いタイミングでの調整も可能だったと思います。

面談は原則平日日中なので、サラリーマンの場合には、有給を取る必要があるかも(長くてもせいぜい1時間なので、営業の方は中抜けで受けることもできるかも?知れません)

なお、1回目の融資を受けた際の担当者とは別の方が担当でした。

(4)担当者と面談(7月下旬)

→今回はリフォーム資金のみだったので面談自体は30分ほどでした。聞かれたのもなぜ埼玉県熊谷市の戸建てを購入したのか、収益を上げる見込みは立っているのか+雑談といった感じで和やかな感じでした。

(5)融資実行(8月上旬)

→7月末に融資の決裁がおりそうとのことで、融資実行日や今後の流れの説明の連絡があり、その後、金銭消費貸借契約書が郵送され、必要事項を記載の上で返送し、8月上旬に無事融資が実行されました。

3.おわりに

また、提出した資料の記載内容や面談の様子についてはコラムにしたいと思いますがおおまかな時系列の流れはこんな感じです。

基本的には、公庫の案内のとおり対応していけば迷うことはそれほどないと思いますが、どのような資料が必要なのか、どんな感じで担当者からの連絡があるのかの概要を掴んでいただければと思い書いてみました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。