◆期待以上に良かった本
少し前に話題になったお笑い芸人キングコング西野亮廣さんの本を読みました。
話題になっていたので、興味はあったのですが、「買うほどまでかな?」と思ってずっと保留にしていたのです。しかし、これが予想以上に良い本だったんです!
私はお笑いは好きなんですが、特に詳しいわけでもありません。
キングコングという名前は知っていましたし、TVで見たことはありますが、見たことあるな程度でした。(むしろあまり好きではありませんでした。。。)
しかし、この本を読んで驚きました。
ビジネスの基本、マーケティングの基本についての学びが多く、本当に勉強になりました。
5000部売れれば大ヒットと言われる絵本の中で、西野さんが手掛けた絵本「えんとつ街のプペル」が、なぜ30万部を超えた大ヒットとなったのかが分かったんです。
特に不動産投資で経済基盤を確立し、将来自分が好きなことをビジネスにしたいという人にとっては必読書と呼べる本かもしれません。
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎)」
◆嘘をつかなくても良い環境
さて、そんな著書「革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎)」の中で、とても衝撃が走った文章がありました。
「あ~、私はこのために不動産投資をやろうと思ったんだ!」
そんな風に思えるほど、激しく共感した文書でした。それが、60ページに書かれたこの文書です。
=== 文章一部抜粋 ===
「つまり、嘘をつかなくても良い環境になっているので、そもそも「嘘をつく」という選択肢が無い。」
=== ここまで ===
ほとんどの芸人や芸能人が、大御所の意向、スポンサーの意向、番組の意向によって、嘘をついてまで我慢して忖度しているのだそうです。
自分たちの地位や生活を守るために、嘘をつかないといけない状況にあるというのです。感情を殺し、日々働いていると。
しかし、キングコング西野さんは、それが嫌で自分でオンラインサロンを作り、Youtubeでも注目され、経済基盤を確立します。いつTVから干されても良いような環境を作り上げたのです。
そして、誰にも忖度することなく、誰からも干渉されることなく、本当にやりたかった絵本作りに没頭することができるようになりました。
◆ななころが不動産投資を始めた理由
私が不動産投資を始めようと思った理由の1つが、まさに”コレ”です。
会社の役員や上司の顔色を伺いながら嘘をつくような環境におサラバし、嘘をつかなくても良い人生を生きたいと思ったんです!
もともと私は普通のサラリーマンでした。業績が悪いと灰皿が飛んでくるような体育会系の営業会社で働いていました。役員や上司は営業出身者がほとんどでした。
そのため、「上の言うことは絶対」という雰囲気がありました。自分を押し殺して忖度しなければいけない場面は何度もありました。飲み会で2時間立ちっぱなしで上司から怒られている先輩を見ながら、ひたすら自分を押し殺していました。
スルガ銀行、ビックモーター、兵庫県庁、、、令和になっても未だに続く日本の悪しき文化です。
毎朝の通勤電車の中で、窓の外に流れる景色を見ながら、何度も自問自答したものです。
「俺は何のために働いているんだろうか・・・」
ですから、不動産投資で成功して経済基盤を確立し、給与収入を上回る家賃収入を得て、いつでも会社をやめられる状況を作りたかったのです。
「嘘をつかなくても良い選択肢」を持ちたかったんです!
◆5年後・・・
そして、不動産投資をスタートして5年後。
たった2棟ではありますが、家賃収入は年間1000万円を超えました。キャッシュフローだけでも給与収入を越えていました。住宅ローンを使って賃貸併用住宅を購入したことで、住居費もかからなくなり、ある程度の経済基盤を確立できたんです。
「嘘をつかなくても良い環境」ができあがったのです!誰かの顔色を伺って嘘をついたり、無理に我慢したり忖度する必要がなくなったのです!
すると不思議な現象が起こります。
自分の言いたいことを言えるようなると、かえって上司からの評価が上がったりしたのです。同期の中でも割と早く出世をしていきました。
会社をやめようと決意して辞表を出した時、2つの部署のお偉方から「辞めるなら、うちの部署に来ないか」と声をかけてもらったりもしました。
その時は、「本当に不動産投資をやっていて良かったなぁ~」と心から思いました。
お金を得るためだけに、自分を押し殺してまで、60歳65歳の定年まで働きたくないですよね!?
短い人生ですから、やりたいこと楽しいことにどんどん挑戦したいですよね!不動産投資で絶対に成功しましょうね!
◆編集後記
会社をやめてもう12年以上経ちます。
有り難いことに良くしてくれた当時の会社の先輩から忘年会にお誘いを頂くことがあります。
サラリーマン時代、理不尽なこともいっぱいありましたが、こうした良き先輩、良き同僚、良き後輩に巡り合えたことは宝です。サラリーマン時代に培った人と人のつながりは本当に良かったなと思います。
サラリーマンをやめて独立した今だからこそ感じている次第です!
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