こんにちは、ハピくまです!

 

 

ここ最近、不動産でメンタルをえぐられるような出来事が多く発生しており、寿命が明らかに縮んでいると思います…笑

 

 

その中でも、

『80万円騙し取られた!?これは詐欺じゃないか!??事件』

には青ざめて夜も眠れなかったです。。

 

 

それは4,5号アパートの内装リフォームに関する出来事です。

 

 

このリフォームは工事の相見積もりサイトを使って見つけた業者Bにお願いしております。

 

相見積もりサイトにはいろいろあります。

 

受注者と発注者のマッチングの場としての役割を担うのみで、サイト自体はトラブルに関して何も責任を負わない

多くがそんな感じかなと思います。

 

 

私が業者Bと出会ったサイトもこの類でした。

 

 

業者Bは圧倒的に安い見積もりを上げてきましたが、本当にここに発注していいのか、とても迷いました。

 

 

何故なら、サイトの口コミがほぼ0に近しいくらいしかなかったからです。

 

その口コミ自体は悪くない内容でしたが、

業者Bのプロフィールに『創業して30年』との記載があるにも関らず、口コミが少なすぎる

 

 

それに工事の支払い条件は発注総額160万円に対して、

手付時に半金、○月末に25%、完了時に25%

という塩梅。

 

そう、

信頼していいかわからない業者に着工前に80万円も支払わなければなりませんでした。

 

 

ネットやSNSで業者の名前や代表の名前を何度も検索しましたが、信頼に足る確固たる事実は見つけることができませんでした。

 

 

そんな中で私は80万円を振り込み、工事を発注したのです。

 

 

しかし不安が的中するかのように、着工日を迎えてからも思うように工事が進んでいる気配がありませんでした。

 

梅雨や台風を言い訳に”防水工事なかなか進みません!!”と言ったり、

約束した毎日の工事状況の報告もほとんど来ない。

 

 

結局、発注した工事の27万円分のみだけ完了している状態で、中間金の25%を振り込まなければならない日が近づいていました。

 

 

そんなある日、業者Bからの連絡が途絶えました。

 

 

これまでレスポンスは非常に良く、LINEしたら10分以内には返信があり、いつ現場に入ってるんだ?と思わせるレベルでした。

 

 

ところが、その日は17時に作業の状況を聞いても全然連絡が返ってきません。

おかしい、、今日は作業完了時に連絡すると言っていたのに…

 

 

それどころか、翌日も返ってきません…

電話を入れても音信不通。。

 

 

嘘だろ…飛ばれた…のか…

 

 

その日は休日だったのですが、そのこと以外何も考えられず慌てふためきました。

 

 

詐欺のためであれば作業を全くせずに振り込まれたタイミングで飛べばいいはずです。

なので当初から詐欺目的だったとは思っていませんでしたが、業者によくあるのが、

自転車操業で資金ショート→飛ぶ というパターン。

 

実際本当によくあるのかは知りませんが、想像は容易にできることだと思いました。

 

 

嫌なことにネットで調べると、工事費用を振り込んだものの業者が飛んで泣き寝入りする羽目になった事例が結構出てきます。

 

 

対処法としては国民生活センターに相談する等がヒットしますが、あくまで相談ができるというだけで確実にお金を取り戻すことができる方法は見つかりませんでした。

 

 

その日に私が出来たことは、

業者Bと出会ったサイトで業者の住所を控えたり、工事実績の写真に微かに写っている代表の立ち姿をスクショすることくらいでした。

 

 

発注時から怪しいという懸念があったので何もしていなかった訳ではありません。

 

発注前には工事内容の確認のためという名目でZoomでのオンライン会議を実施させてもらいました。

その際に、もちろん顔だけはスクショして備えておきました。

 

今までの実績も聞きました。なぜ口コミが少ないのかも聞きました。

(最近まで大手の下請けをやっており、個人を相手にし始めたのは最近だからという説明でした。)

ちょっと詮索し過ぎたせいで、変な空気になってしまいましたが…

 

 

これでリスクヘッジになっていたのかというと微妙ですが。

 

 

結局、結末はというと、

 

 

その更に翌日の早朝に業者BからLINEが返ってきました…!

 

 

連絡が途絶えていた理由を聞くと、

・携帯が暑さで壊れてしまった

・身内の葬儀があった

・現場作業員が熱中症で倒れて帰ってしまった

 

と3つも大変な事情があったとのこと。。

 

 

ほんまかいなと思いましたが、とりあえず連絡が返ってきたので胸を撫で下ろしました。。

 

 

本当に肝を冷やした出来事でした。。

 

 

しかし疲れる日々は続き、その後もビビりながら25%の中間金を支払う必要がありました。

(この時点でも30万円分しか工事は終わっていませんでした)

 

 

結局、お盆に現地確認に行った際に複数の作業員と共に代表が現場に入っている姿を見るまで全く信頼できず、神経をすり減らす日々でした。

 

 

80万円をだまし取られるのも大変なことですが、

この業者以外は見積もりも高かったので、もし飛ばれたら当初描いていた修繕計画通りに進められなくなる ということの方が焦りました。

 

 

教訓として

・前金での発注は本当に信頼できる業者以外はしない

・工事を分離発注する。一括発注は危険

・コストだけで決めない

・中間金、完了金の支払い条件を決めておく(日時ではなく、工事進捗にて)

 

今回は少しでもコストを抑えようと安い見積もりを出してきた見知らぬ業者に一括発注をしてしまいました。

中間金も工事進捗に関係なく、日付で支払い条件を決めていました。

 

 

いい人ばかりではないのにちょっとリスクヘッジが甘かったなと反省です。