金利上がってますね。

わたしは金利低下局面をずっと眺めてきた人生だったのですが、

正直、日本が利上げに転じる日がくるとは感慨深いものがあります。

って事業者としては、そんなのんびりしたこと言っている場合でも無いのですが・・・

 

で、わたしの融資で一番大きい融資って3年くらい前に借りた1.2億円の融資なんですよ。

この物件はわたしの保有物件の中で最低利回りでイールドギャップ的に他よりタイトなんですよね。それでもりーるどギャップ8%はあるからまだ余裕がありますが、利回り15%みたいな物件と比べたら、金利の持つ意味が大きいんですよね。

期間21年で金利1%台後半なんですが、当面は固定金利だったんですよね。

で、この融資借りたことはとても利上げが近いうちにあるとは思わなかったから、この「当面」がいつまでかすっかり忘れているんですよ笑

記憶力悪し。

 

たしか3年だったかなぁ~

だったら、ちょうど利上げのタイミングで固定期間が外れるっていう金融的に最悪の取引だなぁ~なんて思いながら、金消契約書をチェックしてみました。

 

で、どうなったかって言うと、「5年固定」でした。

お~そうでしたか。

とりあえず良かった良かった。

0.15%が同行って話じゃないんだけど、ちょうど固定期間が終わった瞬間に金利上昇って微妙過ぎる結果にならなくて良かった。

 

猶予があと2年ある感じですね。

日本に恒常的な物価上昇圧力がかかり続けるってシナリオの蓋然性は、まあそこまで高まっていないので、2年にドンっていくことも恐れなくて良いでしょう。

その頃になれば、返済もかなり進んでいるし。

その前に、売っちゃうかもしれないですしね。

 

まあ、あとこれ完全にポジショントークなんですけど・・・

金利のロジックで言うと、手前で金利を上げれば上げるほど将来の期待金利は低下するんですよ。

ってことは、わたしが望むべき金融政策は積極的な利上げ。

そして、わたしの固定金利が引き直されるころ合いで金利の急低下局面っていうのがベストシナリオですね笑

 

(本当は住宅ローンとか他の借入がきつくなるので、まあそこまで単純じゃないですが)