北国の大家です。
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<中秋の名月>
今日は中秋の名月で月見酒!
今回は箸休めコラムです。
私のボヤっとした体験記を書いてみます。
ちなみに、個人的には得るものが多かったです。
地元で会合があり、その後の懇親会でのエピソードです。
結論から言うと、道民の中では比較的大規模な資産家(地主M)が身近にいました。
頂いた伝言は肝に銘じるとともに、マインドマップを書く感じで私の感じたことを書いてみます。
1.地主Mはビックリ資産家
話は明治時代に遡る・・。
北海道は屯田兵が入植して開発しました。
屯田兵制度が始まったのは1875年(明治8年)です。
50代の北海道民なら知っている方も多いと思います。
屯田兵は、札幌郊外の琴似へ入植、その後東旭川、当麻など全道各地へ開拓が進みました。
みたいな背景があるのですが、宴席でフツーのオジサマ(地主M)に「北国さんの祖先は屯田兵かい?」と聞かれました。
北国家のご先祖様は、戦前の1900年(明治33年)頃、祖父の入植(開拓)が始まりですし、屯田兵でもなく普通の農家でした。
地主Mの祖先は屯田兵でした。
・・時は戦後15年、昭和35年(1960年)・・
今から64年前の事です。
屯田兵の系譜を持つ地主Mは(当時のお金で)
5億円を相続したそうです
びっくり仰天です@@)
これでも戦時中、土地を強制収容された後で残った土地を売却した金額だそうです。
日銀の「教えて!にちぎん」でこんなのがありました。
「Q:昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?」
昭和35年の指数も掲載されていたので、計算してみました。
<昭和35年→令和5年(64年間)>
企業物価指数 2.5倍
5億円x2.5倍→12.5億円
消費者物価指数 5.9倍
5億円x5.9倍→29.5億円
うーむ、消費者物価指数的には、今のお金で・・
30億円近い資産を相続
したようです@@)
2.純資産30億円ってどんな感じ?
純資産30億円の私なりの感じ方はこうです。
くどいですが、総資産ではなく純資産です。
①キムラタンによる和泉商事のM&A
以前の楽待編集部記事で、ギガ系大家さん(和泉商事)を買収したキムラタン(東証1部上場で、子供服の製造販売を手掛けるアパレル企業)があり、買収額を約12億円と予想しています。
本記事では、和泉商事の資産状況容を総資産87億円、純資産9億円としています。
この頃は楽待さんも「ギ〇大家」って言葉を使っていますね・・。
今は使っていないはずです
②ギガ系大家さんの公開情報
私が目にした公開情報で、資産総額100円超のギガ系大家さんが純資産10億円です!と話している動画を見たことがあります。
2点を見ても、ギガ系大家さんの倍以上の純資産を相続した感じです。
これが昭和35年(今から64年前)のスタートラインって事です(笑)
3.「北国の大家」への伝言
地主Mさんは後期高齢者ですが、現在では事業会社16社の役員・顧問などを務めています。
現在保有中の札幌市内の3カ所の土地の合計だけで・・
100億円以上を所有(純資産)
だそうです(土地だけですよ@@)。
株も含めた純資産額は教えて貰えませんでした(汗)。
繰り返しますが、
BSの反対側に多額の借金がある総資産ではなく、無借金の純資産100億円です。
仮にギガ系大家の純資産を10億円とした時は、
ギガ系大家10人分です(汗)!
※16社の株式を除いた、土地だけの資産額
うち1カ所は、予定されている札幌市の開発後に地価が上がったら、終活(相続)の一環として売却するようです。
地主Mさんから、64年間の不動産を振り返り、私たちへの伝言を預かりました!
伝言① 現金投資が一番効率良い
地主Mさんは借金をしたことがなく、全て現金で投資されてきたようです。
効率性は、正確な分析と言うより感情的なものかもしれません。
伝言② 貢献が必要
多くの事業会社へ出資したそうで、(先ほども言いましたが)今でも16社の役員・顧問などを務めているという事です。
伝言③ 家族を大切に
幾らカネがあっても、家族を大切にしない人生は、良い人生だったとは思えない。
4.まとめ
ありがたい事に、3つの伝言を頂きました!
地主Mさんとは別に、うちの近所でも100億円超の土地を4人で相続した方がいます。
私が子供の頃に、よく遊んで貰った方々です。
この近所の地主や、今回の地主Mもそうですが、地元の会合などで地元貢献の喜びを感じているのと、(昔の教育・文化のせいか・・)金持ちなのは隠した方が得だと思っている方が多いです。
ぱっと見た感じでは、絶対に金持ちに見えません(汗)。
地元会合での一幕でしたが、「持たざる者」と「持つ物」の違いを強く感じた瞬間でした。
あるとないと言いたくなり(目立たず)、ないとあると言いたくなる(目立ちたい)って事かもしれません。
前向きに考えるなら・・
地主Mさんが元気なうちに、地主Mさん・ご近所の地主の土地を買えるよう精進します!
今回のコラムは如何だったでしょうか?
私達夫婦はコラムを通じて初心者の方に、不動産投資に取り組む際の「情報」と「勇気」を届ける事をテーマとしています。
我々の実践行動が、少しでも皆様のお役に立つ事を願っています。
―以上です―
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