お疲れ様です。
この記事を読まれている多くの方は、
サラリーマンとの兼業大家さん(あるいは大家さん希望)
の方だと思います。
そうした場合、
賃貸業のために人をお雇いするという行為は、
心理的にも、経済的にもハードルが高いであろうことは、
容易に想像がつきます。
実際、僕自身も、
今でこそ、正社員とパートさん。
それぞれを抱えていますが、
サラリーマンの頃は、
人をお雇いするなんて、
考えたことも無かったです。
ただ、
保有する物件数が増えるに従って、
・郵便を開封し、仕分けする
・経費を、会計ソフトに入力する
・入退去を踏まえた入居率の数字管理を行う
・各所に送付する郵便物を仕分けし、送付する
・空室が出た場合のリフォームの発注を行う
・来客のための茶菓や飲み物を用意する
・営業電話に、とりあえず一時対応する
等といった雑事にかかる手間と時間は、
二次曲線を描いて増加していきます。
最初に挙げた郵便物の整理だけでも、
毎日相当な数が届くようになりますからね。
特に、賃貸住宅フェアなどにいって、
各出展ブースの営業スタッフさんと名刺交換等した暁には、
怒涛のように営業電話や郵便が届くことになります💦
専業になった後でも、
それらの対応は大変ですが、
兼業中ともなれば、収集がつかなくなることも💦
そうした事務作業をまるっとお願いできたら。
そう思うのは、ある意味当然でしょう。
また、最近は、働き方(=雇用の形態)も多様化してきました。
別に、正社員やパートといった形に拘らなくても、
クラウドワークスや、ランサーズ。
その他、様々なクラウド経由で業務をアウトソーシングできる
そうした形も選択できるようになってきました。
これらをうまく活用すれば、
日常の雑務から解放されて、
本来経営者が行うべき仕事
(情報を把握し、分析し、判断を下すこと)
に専心もできます。
なにも、クラウド経由でお任せすることばかり
ではありません。
賃貸業における管理会社への管理委託も、
アウトソーシングの一つの形です。
其の意味では、
・シルバー人材センターやCOSOJIへのお掃除業務の委託
・エアコンの取り付けの発注
・消防点検
その他、普段から様々な業務を、
僕たちはアウトソーシングしている訳ですね。
そこから更に一歩踏み込んで、
いままで自分が行ってきた事柄まで、
アウトソーシングするかどうか?
ここが、大きな一つの分水嶺となります。
これについては、
僕の周りでも、意見は様々です。
或る知り合いの方は、
サラリーマン時代から、
アルバイトをお雇いして、
物件検索をやってもらっていました。
そこまで尖がった形でなくても、
専業大家になってからは、
パートさんや正社員をお雇いして、
業務の振り分けを行っている方もいらっしゃいます。
それとは真逆に、
気を使うから、絶対に人を雇うのは嫌だ。
せいぜいが、家族に手伝ってもらうことで十分。
そういう方だって、大勢いらっしゃいます。
これについては、
正直、明快な答えはなく、
個々の経営判断に拠るとしか言いようがありません。
どちらも正解なのです。
ただ、それで終わっては面白くないのでw
次回は、
それぞれのメリットやデメリットについて、
取り上げて考察してみたいと思います。
がんばりましょう!
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