こんちくわHIKOです

 

金融機関開拓をしているとたまに見る数字の名前の地銀

私の住んでいるエリアには百五銀行とか、十六銀行などの数字が名前の地銀の支店があります。

 

地銀と言ったら静岡銀行とか、千葉銀行とか横浜銀行など、地名が銀行名の所が多いですよね。

では、いったいこの数字が銀行名の地銀は何なのでしょうか?

今日はそんな知られざるナンバーバンクの謎について解き明かしていきたいと思います。

時は明治、民間資本の銀行が設立し始めました。
その際に設立した順に国によって割り振られた番号が銀行名になりました。

第一銀行、第二銀行、第三銀行といった具合で設立された順になるので番号が若ければそれだけ古くから歴史のある銀行ということです。

最終的にナンバーバンクは153行まで設立されました。

 

しかし銀行の歴史は合併の歴史、金融再編に金融再編を重ね、その度に銀行は名前を変え、時に銀行員は土下座し、倍返しを行い、片道切符の出向に涙し、ナンバーバンクは減少していったのです。

現在残っているナンバーバンクは百五銀行、十六銀行、七十七銀行、百十四銀行の4行す。

※三十三銀行という三重県の銀行がありますが、これは名前がたまたま数字なだけでナンバーバンクとは成り立ちが違います。

 

では、記念すべき始まりの銀行、第一銀行は現在どうなっているのかというと、皆さんが良く知る青い看板でお馴染みのメガバンク「みずほ銀行」になっています。

 

と、まあ不動産投資にとって知っていてもいなくても全く影響がない銀行の成り立ちでした。

ナンバーバンクとお取引している投資家さんは「あ~そんな歴史がある金融機関なんだな」と明治ロマンに思いを馳せるもよし。

取引のない投資家さんはBerでグラスを傾けながら隣に座った美女に「ねえ、ナンバーバンクって知ってるかい」とうんちくを語るもよし。

 

 

あ、セブン銀行は第七銀行っていう意味じゃないですよwww