こんにちは、ハピくまです!

 

 

今回DIYスキルを1つ向上させることができました。

皆さんにもいつか役に立てばと思い、コラムを書かせて頂きます。

 

 

皆さん、玄関ドアの交換ってしたことがありますか?

 

印象としてどうでしょうか。結構お金が掛かる印象ありませんか?

 

 

私が今回ドアの交換が必要になったのは、例のごとく4,5号アパートの一室。

 

 

基本的にどの部屋もボロボロの扉がついているのですが、その中でも1室は、扉の中の構造材が腐ってなくなってしまっており、下枠ごと外れてしまっている状態でした。

 

 

 

そのため、下側の蝶番のビスが効いておらず、上側の蝶番だけでぶら下がっている状態。そもそもビスが無くなってるし。

 

その結果、扉が傾いており、ドアの下が下枠に擦ってしまっていました。

 

ボロボロなのはいいとしても、これを放置していては貸出できません

 

 

そこで、例の業者Bに見積もりをお願いしたのですが、

『ロンカラーっていう扉ですね。簡単にできますよ~、そんなにお金かからないと思いますよ』

というばかりで一向に見積もりを出してくれません。

 

 

仕方なく、ネットの相見積もりのサイトで他の業者さんを探してみることにしました。

 

 

すると、出てくる見積もりは7万円~9万円となかなかの金額。。

 

 

これは何とか削りたい。。

 

 

ほとんどの業者が提案してくれたのはカバー工法というやり方でした。

 

 

カバー工法というのは、簡単にいうと、もとの玄関扉の枠の上から新たな枠を設置するというやり方

 

つまりは開口が狭くなったり、玄関下に段差が出来てしまうというデメリットがあります。

 

 

なぜ、各業者がこのやり方を提案するかというと、現状の扉、及び枠がとても古く、素性が知れないからだと思います。

 

理想は玄関扉のみを交換して終わりたいところですが、既存の枠に適合する扉がどれなのかがわからない。

メーカーに問い合わせても、基本は枠ごと交換してくださいとのことでした。

 

かといって既存の枠を取り外し、枠ごと交換するとなると工事が大規模になり、お金もかかる。。

DIYではとてもできません。

 

 

ですのでこのカバー工法はかなり主流な方法となっているようです。

 

 

ただ、今後もいくつかの部屋で扉を交換しないといけない可能性がある中で、毎回7万円も払えない。。

 

 

そこで業者Bが言っていたロンカラーというワードで自力で適合する扉を探してみることにしました。

 

 

インターネットでロンカラーで検索すると、どうやらLIXILのロンカラー フラッシュドアというものが近そう。

この扉はかなり広く使われているようなので、皆さんの所有物件にも設置されているかもしれません。

 

 

ですが、今の扉は古すぎて型式も不明。

そもそも今の製品で代替できるものがあるのかもわかりません。

 

 

各所の寸法を地道に測定して、ネットに落ちている図面と照合して、、を繰り返してハマりそうな候補を絞り込んでいきます。

 

 

こんなマニアックな情報を必要としている方が居るのか怪しいですが、以下に手順を書いておきます。

 

・扉が内付型か半外付型か。(扉のみの交換の場合は考慮不要)

 

玄関扉には内付型と半外付型というものがあります。

 

内付型…外壁にスッポリ収まり、建物の内側にも外側にも扉の枠がはみ出さないもの。

半外付型…外壁の外側にはみ出るように出っ張って取り付けられたもの。

要はドア枠が開口にスッポリ収まっているか、開口の外側に取り付けられているかの違いです。

 

今回の扉は内付型ですね↓

 

 

 

説明しといて今更ですが、これは枠を交換する際には考慮が必要ですが、今回の場合は玄関扉のみの交換なので関係ありません。

 

それに内付型であろうと半外付型であろうと、玄関扉自体は共通でした。

 

 

・玄関扉のサイズ、厚み

 

当たり前ですが、玄関扉の縦×横×厚みを測定しました。

縦1810mmくらい、横740mmくらい、厚み30mmくらいでした。

 

 

カタログを見ていると、07818という型番のモノが縦1811mm×横742mmで可能性がありそうです。

厚みは記載されていなかったので問い合わせたところ27mmとの回答。

 

薄い分にはゴムパッキンなどで塞げるし、問題ないか?

 

 

・右開きか左開きか

 

気になったのがこれ。

逆開きの扉を買ってしまっては、まずい。。

 

ところが心配無用でした。

 

扉は左右兼用でドアノブの表裏を逆にすればどちらでも使えるという優れもの。

 

 

・蝶番の位置が合っているか。

 

ドアのサイズが合っていても、既存の枠についている蝶番の位置、ネジ穴の位置が合わないことには取り付けができません

 

 

荒くもなんとか穴の位置を測定します。

 

 

見た感じネットの図面とも合いそう。

 

もしあなたのアパートにもこのジグザグに穴があいた蝶番があれば、ロンカラーフラッシュドアかも??

 

 

うん、これだ!!これだ!間違いない!

 

以上を確認してそこそこ自信が持てました。

 

 

扉だけであれば1.2万円程度で売っています。

ただし送料が8000円くらいかかりますので実質2万円といったところ。

 

 

2万円で、もしハマらなかったら結構手痛い。。

 

 

何度も確認して自信は持ていましたが、なかなか踏み切れずにいました。

 

 

そんなときに

 

メルカリにちょうど希望の型番の扉が8,800円で出品されていました!

 

いろんなサイズがある中で、出品されているのはこれだけ。奇跡かと思いました。

 

しかも、直接受け取りも可能そう。

 

8,800円なら最悪取りつかなくても諦めが付きます。

 

 

意を決して購入してみることにしました。

 

 

さて、その結果は、、、

 

After

 

無事取り付きました!

 

 

7万円から8,800円へコストダウンに成功です!!

作業時間も15分程度。

 

 

地道に調べて良かったです。。

仕事柄図面を見ることが多いので、それもあって適合する扉を見つけることができました。

 

 

今回の挑戦の成功はかなりデカい。

18部屋あるアパートで、17部屋の扉は新築時から付いていると思われ、ボロボロ。

 

これに毎回7万円かけているようではタマリマセン。。

 

 

やってみなはれ精神 大事ですね。

 

それに長きに渡り、同じ規格で製品を供給してくださっているLIXIL様に感謝したいですね。

 

 

いつかあなたのアパートにも役に立つときが来れば幸いです。