お疲れ様です。

先日、ものぐさ大家さんからお話しを伺った中に、
ご入居者が逮捕されたというエピソードもありました。

その話を聞いて、
僕の物件でも同様のことがあったことを、
思い出しました。

今回は、そのエピソードをお伝えしたいと思います。

■それは、滞納から始まった
物件は、某地方都市にある、
11階建てRCという、まあまあ大きな物件です。

基本は単身間取りで、
ファミリーも少し混じっている。
そうした建物でした。

でした…と過去形で書いたのは、
もう売却しているからです。

この物件。
物件購入時に管理会社を切り替えた際の”あるある”で、
家賃保証会社の承継ができませんでした。

そのため、ノーガード戦法となってしまいました💦

まあ、そこは致し方ない。
そのリスクを踏まえた上で、なお。
変更した方がいいと思えた訳ですので。

そんな中、ある部屋で滞納が始まりました。

管理会社が督促をかけるも、
電話は繋がらず。
ただ、メールは繋がって、

・今、仕事でタイに居ること
・コロナに罹って、すぐに帰国できない
・送金も、回復してから行う

との回答がありました。

まあ、事情が事情なので、致し方ありません。
しばらくは待つことにしましたが、
そこからが滞納ロードの始まりでした。

さすがに一月を超えた時点で、
これは確信犯と誰もが気が付きますよねw

ただ、管理会社もお忙しい中、
これ以上追いかけることもできずに、
3か月が過ぎ、
仕方ないから、自分で裁判を起こすしかないか・・

そう思った矢先でした。

■警察からのアクション、そして…
管理会社を通じて、
エリアの警察から、家宅捜索についての通知がありました。
正式には、「捜査関係事項照会書」というタイトルの文書です。

そこには、
・捜査の必要があるので、以下の入居者の部屋の鍵を貸してほしい
・なお、みだりに情報は漏らしちゃダメ
という文章が書かれていました。

もう5年近く前の話ですし、
その後、当該のご入居者の方は無事?逮捕されていますので、
上記くらいの内容は、まあここに書いても良いかと思います💦

もちろん、どういった容疑での捜査か?とか、
そうした情報は、一切教えていただけませんw

ともあれ、管理会社さんを通じて鍵をお渡しし、
無事に室内の捜査は終わったようです。

その後、ほどなくして、管理会社を通じて警察から、
容疑者を逮捕したとの連絡が入りました。

その後の問い合わせで、どこの留置所に収監されているか?
についても分かりました。

これを踏まえ、管理会社さんと解約通知書を受領すべく、
面会していただくことになりました。

もし、

「私は無実です。
釈放されたら部屋に戻るので、解約はしません。」

そう言われたらどうしよう?
その場合は、裁判をするしか無くなりますが、
また費用も時間もかかってしまいます。

そう心配もしていましたが、
なんとか首尾よくサインを戴くことが出来ました。

もちろん、残置物についても、権利放棄する旨も、
書面に入れてもらっています。

彼が、どういった思いで素直にサインしてくれたのかは不明ですが、
ほんとに助かりました。

罪を償って、今は立派に更生されていることを、
心から願います。

■まとめ
こうしたことがあると、家賃保証会社さんのありがたみが
骨身に沁みます。

また、管理会社さんも、良く動いてくださいました。

様々なステークホルダーに支えられて、
今日も、弊社の賃貸経営は滞りなく運営できています。

金融機関様、管理会社様、リフォーム業者様、ご入居者様。
そして、もちろん奥様w

皆さんに、感謝!です。

がんばりましょう!