こんにちは!
7月末の日銀の利上げから、
植田ショックと呼ばれる、株式市場の
大暴落があり、
慌てて、副総裁が火消しに走り、
市場は落ち着きました。
そして、9月末の自民党総裁選で、
投資家期待の高市総理が実現しそうになって
からの、梯子外しで、石破政権が誕生しました。
高石氏は、現状での利上げ反対&積極財政派
ですので、アベノミクス継承者です。
では、石破政権とは?
総総裁選の最中では、金融所得課税をはじめとして、
増税路線を表明していました。
ところが、首相になったとたん、
解散時期も含めて、利上げや増税への
発言を翻しました。
もちろん、選挙を意識してのことだと
思われます。
本音は、利上げ&増税路線に変わりないでしょう。
週末の衆議院選挙次第ですが、
もし、自民公明で過半数割れとなれば、
何処かと連立となるか、石破下ろしでしょう。
逆に、もし、このまま、自民公明が過半数を
取れば、現状維持での政権運営となりますが、
議席数は減らすと思いますので、厳しい政権運営とは
なりそうですが、石破政権が続くとの前提で、
予想をしていきます。
2024 年 7 月、
「政策金利」を 0.25%とする利上げが行われました。
いよいよ、金利が付く世界に突入しました。
わたしは、この利上げは、早いと今でも思っています。
本来なら、秋、つまり、今からの時期だと
思っていました。
賃上げが実現し、実質賃金がプラスになる
からです。(実際一時的にそうなりました)
日本の政策金利が上昇したのは過去 6 回 です。
1.1973 年~(第一次オイルショック)
ピークは、金利 9.0%
2. 1979 年~(第二次オイルショック)
ピークは、金利 9.0%
3.1989 年~(平成バブル時)
ピークは、金利 6.0%
4.2000 年~(IT バブル時)
ピークは、金利 0.25%
5.2006 年~(サブプライムショック前)
ピークは、金利 0.5%
6.2024 年~どこまで上がる??
わたしは、日銀田村審議委員の発言に注目しています。
「田村審議委員の発言 」
日銀の田村直樹審議委員は、
9 月 12 日、岡山県金融経済懇談会で
あいさつし、経済・物価に対して引き締め的でも緩和的でもない
中立金利について「最低でも1%程度だろうとみている」
と明言しました。
中立金利の具体的な水準に言及するのは日銀の政策委員で初めてです。
中立金利が最低でも1.0%だと想定するならば、
上下は、MAX1.0%でしょう。
もちろん、これは、アドバルーン発言だとは、
思いますが、現状、頭の片隅に置いておいたほうが
良いのではないでしょうか?
今後、アベノミクス継承者が再度政権を
担えば、これも変わってくるでしょうが。
週末の衆議院選挙次第かもしれません。
それでは、また、お会いしましょう!
新光来 仮面銀行マンk
黒田哲也
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