おはようございます。

しげお@です!

 

ADモリモリ!

ADの乗せ方が異常!!

 

特に新築や再販系アパートの賃貸ADは多いイメージです。

個人オーナーは資本力のある会社に勝てません。個人でAD300を払ったら、なんのための家賃ー!?ってなります。

 

やりすぎAD

なんでこんなにADを付けるのか。満室にするため、仲介の原動力は必要とは言え、AD300や400はやりすぎじゃない?と思いませんか。

 

例えば、家賃10万円でAD300なら、営業マンに30万円の支払いです。総戸数6部屋あったとして、AD持ち出しは180万円です。

 

180万円のAD支払い😦

 

あたたたた

不動産取得税払えるじゃないか…

 

ここからがADの本音です。

AD300を支払い、家賃を相場より月額15,000円上げることに成功したとします。全体で家賃は月額9万円上がりました。年間108万円も家賃アップです。

 

収益物件が利回り6パーセントで売れるとして、逆算してください。180万円の広告費で受けることのできる売却益はいくらでしょう。

・・・そりゃAD出して家賃を上げる努力をするでしょう。利回り5%で売れる時代です。

 

そうして作られた物件を、満室利回りで売るのです。空室なら相場から家賃が高いといえますが、実際に賃貸契約をしていれば銀行の評価は違うでしょう。

 

そんなのズルい?

実際に契約しているし、嘘ではありません。実質利回りです。

ADは賃貸契約書に出てきません。(貸主精算書には出てきますが、精算書の閲覧は売買時に無理でしょう。)ネットで過去の賃貸調べてもエンドサイトでADは見えません。売買契約書にもADは出てきません。

 

詐欺のような、騙しのような、と見えますが、これが不動産の世界で、性善説ではいけない理由です。「何かあるんじゃないか。これはなぜなんだ」と考えなくてはいけません。ADは、大家の会やセミナーでも、高く物件を売るための策として説明される内容です。

 

大家は家賃収入を見ますが、業者は売却益を見ます。見ている先が違うのです。

 

今日のコラムで伝えたいことは、利回りの調整は行われているということ。知らなかった、は通用しないので、賃貸需要はしっかりと調べよう!

 

今年はあと2ヶ月です。

領収書の整理、今年もやってくるのか…