■気分が悪いです…

こんにちは！　埼玉サラリーマン大家です。

先日に嫌な連絡が入りました。タイトルに書いたように・・・

住んでから一度も家賃を払っていない入居者がいるのです。ずっと督促していたのですが、まったく払う気配もなく・・・ずるずると5か月目に突入します。

 

家賃保証会社の審査は通った方なので、大家としては家賃は入ってきています。ただ、これでは早期に退去になるのが確定的です。最近のコラムでも早期退去が続いていると愚痴ったばかりですよね（1か月で退去した部屋、8か月で退去した部屋）。また半年くらいの入居で退去になりそうな部屋が出ちゃいました。なんだか運が無いですね。

 

 

それにしても、一度も家賃を払うことなく滞納になっているところからも確信犯なのではないかと思われます。使える家賃保証会社が無くなるまで同じことを繰り返す方もいるようですからね・・・。大家としては本当にやめて欲しいです。かなり気分が悪くなる行為ですから。

ある程度の期間は家賃が入っていたのに、途中から生活が厳しくなって払えなくなったのであれば情も湧きます。そういう方の場合、家賃保証会社との間を取り持って住めるようにしてあげたこともあります。理由を聞いて納得できれば、家賃を遅れて支払うことも認めることもありました。そういうときは家賃保証会社との契約が切れるので大家としてもリスクを負います。それでも情が湧く事情があればやってあげることもあります。（人を見ての判断になりますけど）

 

でも、今回のケースは悪意を感じます・・・。さすがに契約してすぐに滞納が始まり、督促の電話への態度も悪いとなると気分は最悪です。

 

 

これで、また原状回復工事もハウスクリーニングもやり直しです。入居募集の広告費もかかります。それに、こういうことを繰り返す入居者さんって・・・往々にして部屋を酷い状態にしていきます。そもそも、こんなことを平気でやるような方ですからね。部屋の状態が心配です。

 

 

■事前の審査

こういう入居者を受け入れないようにするために、しっかりとした事前審査ができるようになると良いですよね。

 

今のところは、

1.　賃貸仲介会社がヤバイ人と思う人を除外している
2.　家賃保証会社を通すことで事前審査を行っている

というくらいのものでしょう。

 

私の場合は５％くらいの管理料を支払って管理会社を入れています。これの有無によっても　１　の精度が違ってくるところはあります。大手仲介会社の担当者に聞くと、管理物件への客付けではヤバイ客は入れないようにしているそうです。自社の管理物件にヤバイ入居者が来たら面倒が増えますからね。ただ、管理物件でない物件には入居を付ければ仲介料がもらえるので紹介しちゃうそうです。おおっぴらには言わないけど、それはそうなりますよね。こういう点も管理料を払う隠れたメリットなのだと感じます。

 

家賃保証会社については、事前審査がどこまでやれるのか微妙なところもあるのが現状です。すべての保証会社が横につながっていれば良いのですが、そうでもないので統一のブラックリストみたいなものが作れていないのです。そのために、確信犯的な人が何度も滞納を繰り返すことが可能になってしまっています。このあたりも何とかして欲しいところですね。（ただ、そうなると・・・審査のゆるい保証会社も無くなるというデメリットがあるのでしょうけど）

 

 

私の本業で建築関連の職人さんと関わることも多いです。そんな中で、職人さんの住居を探すときの苦労話もよく聞きます。なかにはブラックリストに載っていて入居審査に困っているケースもあって・・・、そういうときにはジ○ティなどで大家と入居者が直接交渉できるサイトで探すことが多いです。だから、こういうサイトでの客付けだと普通よりも審査に落ちる方々からの問い合わせが多くなる傾向はありそうです。

大家も仲介料を節約できるし、入居者も初期費用を抑えられるし、これが広がればWIN-WINだと思うのですが、まだ少し怖い部分もありますね。そのうち、こういうリスクを軽減できる仕組みができたら発展するのかもしれませんが。

 

 

仕方がない滞納なら許せますが、確信犯的で手慣れた手口の滞納は気分の悪いものです・・・。どうにか、少しでも こういう滞納が減ると良いですね。