◆同じ物件が競売に登場!?驚

 以前から楽待コラムを読んでくださっている方は覚えているかもしれませんが、今年5月に久しぶりに競売に挑戦しました。

 

 満室時の家賃年収は790万円、売却基準価額は1700万円ですから、単純計算で利回り46%の築30年の1棟RCです。

 

 #117 なぜ不動産屋や不動産のプロは安く買えるのか?(3)

 

 地銀が競売物件でも融資をしてくれるということと、落札できたらラッキーということで入札しました。

 

 案の定入札は殺到し、落札額5800万円、現況利回り13%という、競売の旨味がまったくない結果となりました。

 

 

 ところが、数カ月後、またこの物件が競売に出てきたのです!驚

 

 考えられる理由は、「落札者が落札代金を支払わかなかった」ということです。融資が出なかったのか、流れてしまったのです。(それにしても入札金額400万円の没収は痛すぎる)

 

 この物件に5800万円の落札値はたしかに高過ぎるよなと思っていたら、なんとっ!?、2回目はさらに高値で落札されていたのです。。。汗

 

 

◆競売をチェックしていると分かる特徴

 このように私は定期的に競売物件もチェックしています。

 

 以前よりも落札金額が上昇しており、手が出しにくくなっているのは間違いないですが、一方で今でも競売は安く手に入る手段の1つではあります。

 

 1棟目も競売で入手しましたし、何より競売物件を眺めているだけで楽しいのです(不動産バカです笑)。

 

 っで、これまでたくさん競売物件を見てきましたが、大体の競売物件には”ある共通点”があります。

 

 もし今あなたの住んでいる家が、この共通点に当てはまるようだとしたら、あなたは将来的にビジネスや不動産投資で失敗してお金に困る可能性があるかもしれません。注意が必要なんです。

 

 あなたの住んでいる家や所有物件は、この”ある共通点”に当てはまっていないでしょうか?

 

 

◆築浅の物件が続々競売に・・・

 たとえば、今競売でこんな物件が出ています。

 

<東京都江東区 築8年のマンション>

 

 

<東京都調布市 築13年の戸建て>

 

<東京都多摩市 築7年の戸建て>

 

 ぼかしを入れているので分かりづらいかもしれませんが、築年数が新しいだけに外観がめちゃくちゃ綺麗じゃいないですか!?

 

 競売に出ている物件って、「古くてボロい家が多い」とイメージされている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことないんです。こういった比較的築年数の新しい家も競売に出ていたりするんです。

 

 しかも、ここ最近は無理な住宅ローンを借りるサラリーマンが多いせいか、都心ではこのような築の浅い戸建てやマンションが多い気がします。

 

 競売物件を見たことが無い方は、築浅戸建ての多さにびっくりすると思いますよ。(マイホーム購入はくれぐれも無理しないようにしたいですね。)

 

◆競売物件の共通点とは?

 っで、部屋の中の写真を見ていると、その”ある共通点”に気がつくんです!

 

 競売に挑戦したことがある方や以前からメルマガを読んでくださっている方は分かったかもしれませんが、”ある共通点”とは何でしょうか?

 

 それは、「部屋が汚くて散乱している」という共通点なんです。特に水回りが汚い。見てください、築年数の割にこの汚さを!(閲覧注意)

 

<東京都江東区 築8年のマンション>

 

<東京都調布市 築13年の戸建て>

 

<東京都多摩市 築7年の戸建て>

 

 裁判官が家に来る日は事前に知らされていますし、部屋を撮影することも本人には知らされています。

 

 それにも関わらず、部屋をまったく片付けられていないとうことは、もう競売にかけられる運命だったと言えるのかもしれません。

 心が荒れるから部屋が汚くなり人生が上手くいかなくなるのか、部屋が汚いから心が荒れてきてしまって人生がうまくいかなくなるのか、どちらが先か後かは分かりません。

 

 とにかく競売物件には「部屋が汚い(特に水回りが汚い)」という共通点があるんです。

 

◆大谷翔平選手も心がける習慣

 天才レオナルド・ダ・ヴィンチは、かつてこう語ったと言います。

 

 「体の中の魂がどのような状態にあるかを知りたければ、その体が日々暮らす家をどのように使っているかを見ればよい。」

(知をみがく言葉より)

 

 部屋が乱雑であれば、心が乱雑であるとうことなんです。物件が競売に出されてしまうのには理由があるんです。

 

 一方で、順調に行っている人や運の強い人というのは、自分の部屋の整理整頓にとても気を配っている人が多いです。

 

 大谷翔平選手も常に整理整頓を心がけていることやゴミを拾っているのは有名な話ですよね。ニュースにもなっていましたね。

 

=== 記事一部抜粋 ===

「ゴミ拾い」「あいさつ」「審判さんへの態度」…世界最高のアスリート・大谷翔平(29)が実践した「8つの開運術」

 

 大谷翔平さんが高校生の時に書いた「目標達成シート」を見たことがあるでしょうか(ネットなどで見られるので興味のある方は調べてみてください)。

 

 運を引き寄せるために、大谷選手は次の8つのことをあげています。

 (2024/01/02 文春オンラインより)

=== ここまで ===

 

◆まとめ

 ということで、競売物件に見られる共通点を上げましたが、いかがだったでしょうか?

 

 以前、アメリカの記事だったかで読んだことがあるのですが、犯罪者にも「部屋が汚い」「お風呂やトイレが汚い」という共通点があるのだそうです。

 

 別に「潔癖症なまでに部屋を綺麗にしろ!」というわけではないのです。

 

 人生が順調にいっている人というのは、普段過ごしている場所を、居心地の良い空間、気持ちの良い空間に整えている人が多いんです。特に水回りは綺麗に保ちたい。

 

 ですから、もしあなたが「人生を良くしたい!」「不動産投資で成功したい!」と願うのであれば、まずは身の回りの整理整頓をしていくことが重要なんだと思う次第です。

 

 さぁ、今年もあと2ヶ月を切りました。年末に向けて大掃除していきましょう!

 

◆編集後記

 以前、こんな話を不動産投資仲間としていたら、先輩大家の方がこんなことをおっしゃっていました。

 

 「いや〜、俺の場合、部屋を掃除すると逆に運を失うんだよね・・・」

 「えっ、なんでなんです?」

 「出てきちゃいけないものが出てきてしまって、家族が崩壊しそうになったことがあったんだよ・・・」

 

 そっ、それは運とかの問題では無いのではっ!?汗