ワンコから一言:やはり不動産投資家なんだね
というわけで、昨日、本業の仕事の半休を取得して、朝から某銀行の融資センターに凸してきたリーマンまさゆきである。
新宿の高層ビルに入っている融資センターは、簡単に場所は特定できたものの、なにしろ高層ビルなので、入口やら棟やら、ややこしくて、受付に辿り着くのに、けっこう時間がかかってしまったが、なんとか、時間通りに到着することができた。
金融機関へ出向いての不動産の契約手続きは、もう何度も体験しているので、慣れたもんであるが、とはいえ、やはり融資を伴う不動産契約(いわゆる金消契約)の瞬間は、緊張感があるもので、1棟目の契約をした時の緊張感を思い出したりして、それはそれで楽しかったりするんだよね。
今回は、ちょっと趣きが違って、自身の金消契約ではなく、買主さんの金消契約の場に時間差で呼ばれて、司法書士との面談、諸手続きのための訪問ということで、売主の立場で出かけたという次第。
仲介業者(とても信頼している不動産を取り扱っている会社で、リーマンまさゆきが不動産投資を始めるにあたって、いろいろと相談にのってくれた会社)も同席の場につき、契約関係・手続き関係の段取りや準備は、しっかり用意してくれているので、売主という立場もあり、気楽な感じでの参加とはいうものの、買主さんも同席の場ということもあり、金融機関の融資センターの雰囲気も相まって、久しぶりに楽しい緊張感を感じることができたよ。
持参したのは、印鑑と印鑑証明、売り物件の鍵と登記識別情報通知(いわゆる登記済権利証)、設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書、後は、司法書士さんに支払う手数料を現金で持参。
近ごろ、本人確認のチェックが厳しくなっているようで(ドラマ「地面師たち」の影響かなw)、運転免許証の提示だけぢゃダメとのことで、書類に法人の住所やら法人の代表者情報やらを記載しなくちゃいけないとのこと。ここはひとつ、場を和ませるために、
「もうええでしょう!」
と、怒鳴ってみたくなったが、、、さすがに、買主さんの金消契約の場で、売主がするギャグとしては、ちょっと洒落にならないかなと自重したよ。
(銀行の社員、司法書士、不動産業者は、地面師たちを観ているんぢゃないかと思うものの、買主さんは観てないかもしれないからね、笑ってもらえなかったら(空気が凍ったら)フォローがきかないw)
そんな司法書士への手数料は、3万5千円ほど、買う場合と違って、売る場合は、登記費用が不要となるため、司法書士への手数料も、ググっと小さくなるんだね、なんて思いつつ、7~8種類の契約書や合意書への押印は、(内容を確認した上で)業者の担当者に印鑑を渡して、「あとは、まとめて押しといて!」ということで、サクッと30分程で終了。
赤ちゃん連れ参席している若い夫婦の買主さんと、軽く会話を交わして、リーマンまさゆきは、サクッと退席となった。
今回、売却が確定した物件は、3年前に購入した築10数年のファミリータイプの分譲区分マンション、駅近の3LDKで、住環境もよく、もし、希望価格で売れなかったら自分で住んでもいいなと思っていた区分マンションである。
現在賃貸で居住中の若い夫婦が買主ということで、ぜひ末永く、幸せに暮らしてほしいなと、心から思っているよ。
ちょっとイヤらしいが、現状の家賃と、若い夫婦のローン返済月額を比較してみると、、、ざっくりローン支払いの方が、(ボーナス払いを0円にしても)月額で4万円弱少なくなる計算となる。(正確に聞いてないので、あくまで、リーマンまさゆきの勝手な試算レベルだけどね)
仮に、だいたい計算が合っているとすると、住居にかかる費用が、賃貸で住み続ける場合と、住宅ローンを使って購入する場合とで比較すると、年間で≒50万円弱少なくなるという計算につき、末永く住みたいと考えるならば、けっこうなインパクトになるということだろうね。
リーマンまさゆきが、若い夫婦の立場だったら、転売できる物件を探して短期(10年~15年)の住宅ローンを組むんだろうなと、ついつい、ずる賢いことを考えてしまうのだが、嬉しそうに、真剣な面持ちで、金消契約に臨んでいる若い夫婦を見ていると、すぐに、そんな不動産投資家脳で考えてしまう自分が、ちょっと恥ずかしくなってしまったよ。
何はともあれ、まずは、1件落着ということで、残り2物件の売却についても、しっかり気を引き締めて臨もうと考えているリーマンまさゆきであった。
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