◆ノートを見返していたら・・・
「Your Past Does Not Control Your Future」
(あなたの過去はあなたの未来をコントロールしない)
最近、あんまり物事が上手くいかなかったり、反抗期の息子に悩むことも多くて、ノートを読み返していたら、こんなメモが見つかった。
成功哲学の元祖ともいえるナイチンゲールの言葉。
おお! なんて素晴らしい言葉だろう!!
ノートに残しておいてすっかり忘れていましたが、読み返したら感動が蘇ってきて、早速シェアさせいただこうと思う。
※この手の話は好きな人は好きだと思いますが、嫌いな人もいると思うので、そんな人は怒らずにそっとこのコラムを閉じてほしい。
◆過去に縛られて生きる人生
あなたの過去は、あなたの未来をコントロールするわけではない。
しかし、私たちはどうしても過去に縛られてしまいがち。過去にやってきたこと、過去の行いによって、自分の未来はもう決まっているかのように振舞ってしまう。
たとえば、学生の頃に人前で話すのが苦手だったばかりに、私にはコミュニケーション能力が無いと思い込んでいる人。
学生の頃に勉強が苦手だったから、私は頭が悪いと思い込んでいる人。
過去にやることなすこと失敗だったから、私には運が無いと思い込んでいる人。
もちろん私たちの過去が、現在の私たち自身を作っているのは間違ありません。そして、それが未来に影響を及ぼすのも間違いない事実。
◆未来までは支配されていない
ただ、最も大切なポイントは、私たちの未来まで「コントロール」されているわけではないという事。
何か過去に失敗したり間違ったことをしたり、 罪悪感や今でも後悔しているようなことがあるからと言って、その延長上でしか生きられないなんて事はない。
過去の自分に能力が無いと思い込んでいたとしても、成功できない未来が決定したワケではないし、成功したって良いはず。
未来に対してコントロールを握っているのは、「過去の自分」ではなく「今現在の自分」。
「今現在の自分」は、完全に自分の未来のコントロールを握っているのだと思う。
◆未来が過去を変えることもある
5年前、芥川賞作家の平野啓一郎さんが書いた「マチネの終わりに」という小説を読んだ。
福山雅治さんと石田ゆり子さんが出演して映画にもなって当時話題となったので、ご覧になった方もいるかもしれない。(映画も良いのですが、小説は100倍オススメ!)
話の流れとしては、「えっ、そんなことある!?」と、あまりにもドラマチックな展開に多少の不満を抱きながらも、裏にある1つのテーマにとても心揺さぶられた。
それは、「未来が過去を変える」という裏テーマ。
「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。」
もうこの言葉に感動して、思わずナイチンゲールの言葉と一緒にメモしていた。
昔の恋人との別れが、今では成長の機会と感じられるかもしれない。子供時代のトラウマが、今では強さや優しさの源泉となっているかもしれない。
そして、未来が過去を変えることができるのだとしたら、私たちは何もかもが決まった運命ではなく、自分自身の力で変えることができるという希望にもなるんだと思えた!
◆今日の私は?
私たちの過去が未来をコントールしているわけではなく、しかも未来が過去を変えることもできるのだとしたら、
・今日これからどんな行動をするか、
・今日これからどんな事を達成するか、
・今日これからどんな言葉を使うか、
それら一つ一つが小さなピースとなって、私たちのこれからの未来を形作っていくんだと、このメモを読み返しながら思った次第です。
どんな過去だったかは一切関係のない。過去の延長線上に未来があるなんて、すごくつまらない考え方ですよね!
だからもう、過去の事ばかり考えるのはもう止めることにする!過去の失敗・間違い・後悔なんか忘れる!
そして、過去の成功すら乗り越えていく!不動産投資で人生を自由に描いていきましょうね!
◆編集後記
息子の反抗期が全盛を迎えていて、今日のコラムは少し感傷的な内容になってしまいました。
私がいないところで、息子が妻に対して「お前の飯なんか食わねぇよ!」と言い放って出ていったとか。。。
子育てというのは、不動産投資と一緒で、一筋縄ではいかないものですね!苦笑
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