こんちくわHIKOです
物件どうやって探してるの?複数物件所有している方はいろんな方からよく聞かれる質問ではないでしょうか。
もちろん私もまだ物件を所有していなかった頃先輩大家さんに質問しましたよ。
投資の初期段階では誰もが気になることですよね。今日はこれから不動産投資を始める方、始めて間もない方の為に物件の探し方を書いていこうと思います。
ポータルサイトには沢山物件が掲載されているが、なかなかいい物に出会えないじゃないですか。数は沢山掲載されていてもなかなか自分の中の基準に見合う物件がない。
それである時参加したセミナー後の懇親会で既にアパートを所有している方に聞いてみたんですよ。1棟目ってどうやって見つけて購入したんですかって。
そしたらその方、しらみつぶしに不動産屋に突撃して買うことができたんだそうです。
なるほど、なるほど。飛び込み営業か。「自分の最も苦手とする分野だなと」思いました。
ですが、その位の根性と行動力が必要だということが分かりやってみることにしました。
Googleマップで「近くの不動産屋」と検索し、自分の家から近い場所から突撃訪問です。
やってみて分かったことは“意外と不動産屋さんは話を聞いてくれる”そして“覚悟を決めて3~4件位回れば営業苦手でも慣れる”ということでした。
まあ不動産屋からしたらこちらが客なので、本当の飛び込み営業みたいに邪険に扱われる事も無いんですよね。
実際この方法で、「おっ 丁度今いい物件あるよ」となったことはありませんが、半年後に電話があって物件を紹介してもらい購入したことがありますし、購入まで至らなくても後日物件の紹介を受けたことが何度もあります。
この時ちゃんと名刺とどんな物件を探しているか記載した紙を渡しておくことが大切です。
そんな地道な活動もしていますが、基本的にはポータルサイト経由で購入することが多いです。毎日欠かさず検索しているとたまにお宝物件が出てきます。
お宝物件はネットに掲載されるとすぐ売れてしまうのでスピード勝負になります。悩んでいる暇などありません。秒で買うか買わないかの判断をしなければ買えません。
また、現金買いの方には勝てませんので、そういったお宝物件は現金が潤沢にあり、常にネットを見れる環境にないとゲットすることは難しいです。
では私がそんな環境にあるかというと、まず現金が無い。残念なことに…
ですからそういったお宝物件は買えません。
でもね、お宝物件は自分で作れるんです。
要するに指値(値下げ交渉)が通って安く買えれば、何の変哲もない物件がお宝物件に変わる訳です。
私がよくやるのは1年とかずっとネットに掲載されている物件を大きく指値して買う方法です。1年売れ残る訳ですからそれなりに理由があります。
土地の形が悪い、狭小、土砂災害警戒区域、崖条例などですね。
戸建て物件ですとなかなかこういった物件は実需で自宅を建築しようという人や、建売ハウスメーカーも購入しません。
ですが、エリアが良く、賃貸物件としての需要が見込めるのであれば安く買えるチャンスです。
※(土砂災害警戒区域や崖条例で擁壁が崩壊しかかっているなど差し迫った脅威がある場合は買いません)
その他にネットで物件の資料請求の問い合わせをした結果、その物件が購入基準に満たなくても自分の探している購入基準をまとめた資料をメールで返信しておくことも有効です。
楽待掲載の物件問合せから半年後に不動産会社から「物件が出ました。まだネットに掲載していないのですが資料送りましょうか?」という電話があり、自宅から車で10分の距離にアパートを購入できたこともあります。
正直半年とか1年後に電話をもらってもこちらが覚えていなくて、だれ?なんかの営業ですか?と一瞬なります(笑)
不動産会社のメルマガも複数社登録しましょう。ネットに掲載される前の情報が配信されていたり、ポータルサイトで見落としている物件情報を得ることができます。
最近ではLINEで物件情報を配信している会社も結構ありますね。
これで買い付けを入れたことも何度もあります。
最後にアナログな方法ですが、司法書士事務所へのDMです。相続で不動産がある場合司法書士が相続登記を行います。相続人が必要ない物件はその後不動産会社に持ち込まれます。その前に司法書士から情報をもらうやり方です。欲しい物件概要を書いた手紙を郵送します。そして売買が成立した場合は、その司法書士事務所で所有権移転登記をしてもらうというスキームです。
これはコストがかかりますし、仲のいい司法書士の先生に聞いたところ、業者からそんなDMはよく届くので、タイミングが合わないとあまり効果がないとのことでした。
私は一度100通ほど郵送したことがあります。発送後すぐ司法書士事務所から連絡があって物件紹介されたことがありましたが、価格が折り合わず、むしろ若干切れられて残念な気分になったのでそれ以来やっていません(笑)
他にも空き家を自分で見つけて登記簿から所有者を特定して交渉したり、金融機関の担当と信頼関係を築いて金融機関経由で物件を紹介してもらったりといろいろありますが、投資初心者がすぐに取り組めるのはこのくらいかと思います。
今ではいつもお願いする司法書士の先生から相続案件の物件を紹介していただいたり、馴染みの仲介の営業さん達から私好みの物件情報を回してもらえるようになりましたが、最初からそんな方法は使えないのです。
とにかく動くこと、買えなくて当然位の気持ちで、めげずに毎日ポータルサイトを開き、メールをチェックし、時間があれば足を使って探す。そして物件が出たときに不動産会社から1番に顔を思い出してもらえるようにしておくことが大切です。
プロフィール画像を登録