こんばんは!

 

窓際サラリーマンの私ですが、サラリーマンの機微は多少分かります。何か他の部署に調査、依頼しなければならない際にその部門が自分の部門から遠ければ遠い程、その内容が込み入っていればいるほどなんとなく依頼するのが億劫になります。

 

話は変わって、私は勤め先が東京都で、住所は千葉県です。

私個人の管轄税務署は千葉にある税務署である一方、勤め先にて年末調整している内容に関しては管轄税務署が都内の税務署になります。

 

私個人が確定申告した内容を千葉の税務署が調査しようとすると同じ税務署内で数字を調べれば事足ります。あとは税理士や本人に連絡して調査すれば話は済みます。

 

一方、年末調整を会社で済ませている状態で千葉の税務署がその年末調整の内容を調べたい場合、都内にある勤め先の税務署に問い合わせることになります。決して変な申告はしていませんが、こちらの主張と税務署の見解が異なることはいつの時代もあります。そういった際に税務署が「調査してみようかな」と思えるかどうかの一つのポイントがこういったところにあるようです。

ましてや一介のサラリーマンです。仮に調査して税務署の主張が通ったとしても修正申告する金額はたかが知れています。

 

会社で年末調整してそこから自分で確定申告するパターンの大家さんってたくさんいると思うのですが、私のお勧めは(居住地と勤務地の管轄税務署が異なる場合は)

 

「できる申告は年末調整でしよう!」

 

です。ましてや勤め先は税務署ではないので、書類さえそろっていれば「こうやって申告してるのおかしくない?」等とつっこんでくることはありません。一方、年末調整は面倒だからといって、確定申告でやると税務署にとっての「調査に入る心理的ハードル」が下がります。

 

今まで年末調整でも確定申告でもどっちでも結果は同じだからなんでもいいやと思っていましたが、認識を改めました。

 

皆様も適切な申告、納税を心がける一方で調査や質問を避けたい方は年末調整でできることはやっておくといいかもしれません。

 

久しぶりにいいコラムになった気がします。(自己満)本日もお読み頂き、有難うございます。