不動産投資家が宅建試験受けるってパターンは結構多いですが、その後に悩みがあります。

開業しない予定なので宅建士免許までは要らないかも知れません。

しかし、免許までは欲しいって場合は、

次のステップである「登録実務講習」の存在を意識しなければいけません。

 

試験に合格しただけでは、まだ宅建士として働く資格はありません。登録実務講習を修了し、正式に登録を済ませることで、ようやく「宅建士」としての名刺を持つことができます。

 

「2年の実務経験がない場合は受講が必要」ってものなんだけど、不動産投資家にとってこれって本当に必要か? 自分の状況を見つめ直しながら、講習を受けるべきかどうかを考えてみました。

そもそも登録実務講習って?

登録実務講習は、宅建業界での実務経験が2年以上ない人が、宅建士として登録するために受ける講習ですね。

開業するわけじゃないからいらね~って意見もあるところですが・・・

 

不動産取引の実務に必要な書類作成や重要事項説明の手続きなど、現場で求められるスキルを学べるので、全くの無駄でもありません(そのスキル自体が、ほぼいらないけど)。

 

 

講習を受けるか迷う理由
費用と時間の負担

受講料は約2万~3万円ほど。しかも2日間の講習+修了試験をクリアしなければいけません。忙しい中、まとまった時間を取るのは正直大変です。
「実務経験ができたら後から登録すればいいのでは?」という選択肢

今すぐ宅建士として働く予定がないなら、いきなり登録しなくてもいいのでは? と思うこともあります。実務経験を積む機会があれば、その後の登録でも問題ありません。

講習内容が役立つのか不安

実際に講習で学ぶことが、将来的にどれだけ役に立つのか未知数です。もしも机上の空論に感じたら…? そんな心配も少しあります。

受講を前向きに考える理由
今後の選択肢が広がる

登録を早めに済ませておけば、急に宅建士として働くチャンスが来ても対応できます。ほぼ無いけど。

でも、いきなり会社クビになったり、(雇われて)働く意欲を失った時のために、資格を「使える状態」にしておくのはメリットは一応はありそう。

登録実務講習の知識が無駄では無さそう

実際の取引現場で使われる書類や手続きについて学べるため、これまで漠然としていた不動産業務が具体的に見えてきます。今後のキャリア選択にも役立つかもしれません。

金融機関がわずかにプラスで見てくれる可能性がある

これ、多少は期待しますよね。

ぶっちゃけ、全くの初心者、みたいな感じじゃない限りは宅建士の資格を金融機関が評価するって少なそうな気がします。

ただ、こういうのって積み上げ式っていうか、多少でも有利なものなら、材料の一つとして揃えておいて損は無いって考えもあります。

そして、その材料として使う形として、試験の合格書と宅建士証の比較するなら、たぶん後者の方がより、ましでしょう。

 

 

そんな感じで、受講前提で検討しておりまする