どうも!
億トレ大家です!
~ 前回のあらすじ ~
超割安な相続物件を見つけて、購入に動くも、まさかの融資全敗という結果が待っていた。
どうしようもなくなったボクは、やむ終えずに現金で購入をして、売却活動に動くことに。
【スペック】
エリア:横浜市の田舎の方 駅 徒歩20分
建物:木造のアパート200㎡くらい 駐車場つき
築年数:5年くらい
物件価格:4000万
利回り:満室時10パーセントくらい
物件のスペックはこんな感じ。
さて。
こちらの物件の仕入れ値は4000万円だったのですが、妥当な価格は5500万円くらいかな、という風に考えました。
まずは5500万円で売りに出したのですが、買い付けが入らなかったので、次は5200万円に値下げをして様子を見ることにしました。
と、直後に売却を任せた仲介から連絡が入りました。
仲介『買い付けが入りました!! 200万円の指値が入りまして5000万円なら買いたいという投資家の方が現れました!』
この物件の仕入れ値は4000万円だったので、1000万円の売却利益を得ることができそうです。
この時点でボクは、まあ、200万円くらいなら、指値を受け入れようかな、という気持ちでいました。
ところがです!!
ここで売却を任せた仲介会社から交渉の連絡が入ります!!
不動産屋『ワタシの交渉術があれば、指値なしの満額にまで条件を引き上げることができるかもしれません。無事に条件をアップできたら、仲介手数料を引き上げてもらえないでしょうか?』
ボク『?????』
この時点でボクは、かなり、怪しいな、という風に感じていました。
そもそも、専任仲介ではなく、一般仲介で売却を任せたのは、
不動産屋が、専任仲介の権力を盾にして、売主に対する背信行為をしているのを嫌というほど見てきたからです。
ボク『であればまずは、買い付け証明書を見せてもらえないでしょうか? まずは指値の入った買い付け証明書を確認したいです』
不動産屋『…………』
ここで、不動産屋の言葉の歯切れが悪くなります。
色々とゴチャゴチャと理由をつけて、買い付け証明書は存在していないという謎の主張をしてきます。
怪しいな、と感じたので、ボクは、暫くの間、考えさせて欲しいという風にお願いしました。
すると、不動産屋から、ある意味、予想通りの連絡がきます。
不動産屋『交渉の結果、満額で買い付けを入れてもらえることになりました!!』
ボク『お前、やっているだろ!!!』
つまり、この不動産屋のスキームは下記の通りです。
投資家から満額で買い付けをもらう → 売主(ボク)には少し指値が入ったと報告する → 価格の値上げ交渉に成功したら、仲介手数料を上げて欲しいと売主(ボク)に交渉を持ち掛ける → ボクがうんと言えば、仲介は数十万の報酬アップを望めるというわけです
ボクは、仲介に鬼詰めをしました。
しかし、仲介は、不正なことはしていないという超長文の言い訳メールをボクに送り付けてきました。
この時点で、ボクはガン萎えをしました。
不動産屋に権力を持たせるとロクなことにならないということは知っていたので、一般仲介で任せていたのですが、まさか、一般仲介でも、騙しに来るとは思ってもいなかったです。
こういう不動産屋の、社会的な存在意義って、本当に何なんだろうな、という風に疑問に感じます。
一般仲介だったので、この時点で、売却依頼を取り下げることもできたのですが、ボクは、悩んだ挙句に、現状維持をすることにしました。
というのも、この会社には、物件の管理も任せてしまっていたのです。
管理会社をコロコロ変えていては、入居者に余計な迷惑をかけることになります。
この調子だと、どうせ、直ぐに売れるだろうし、今回の案件を最後に二度と関わらなければいいのかな、と。
ですが、この判断は失敗でした。
この不動産屋、性懲りもなく、ボクに対する背信行為を繰り返してきたのです。
次回、トラブル続きの売却編!!!
@otakutoshika
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