どうも!

 

億トレ大家です!

 

~ 前回のあらすじ ~

 

超割安な相続物件を見つけて、購入に動くも、まさかの融資全敗という結果が待っていた。

 

どうしようもなくなったボクは、やむ終えずに現金で購入をして、売却活動に動くことに。

 

満額で買い付けが入れてくれたのは、あまり常識のなさそうなジジイ投資家で、不穏な雰囲気が漂うのだった。

 

【スペック】

 

エリア:横浜市の田舎の方 駅 徒歩20分

建物:木造のアパート200㎡くらい 駐車場つき

築年数:5年くらい

物件価格:4000万

利回り:満室時10パーセントくらい

 

物件のスペックはこんな感じ。

 

さて。

 

満額で買い付けを入れてくれたジジイ投資家に対して、あまり良い印象は抱かなかったものの、

 

ボクとしては、高値で買ってくれるなら、その人の内面なんて、知ったこっちゃありません!!

 

この投資家、既に、大手地銀のS銀行の支店審査は通っているらしいので、

 

ボクとしては、枕を高くして、安心して、眠る日々を過ごしていました。

 

で、融資特約の期限ギリギリになって、白紙解約されました!!

 

どういうことなのか?????

 

この齢70歳を超えるジジイ投資家は、家族の支持を得ないまま、規模拡大を繰り返していたのですが、

 

今回、S銀行が融資の条件として、息子を連帯保証人に入れることを提示したのです。

 

これに対して、息子が猛反発!!!

 

ジジイ投資家と、その息子の仁義なき戦いが勃発をして、家族の関係は滅茶苦茶になってしまったらしいのです。

 

もはや、不動産を買うどころの話ではなくなったので、買い付けはキャンセルしたい、という経緯でした。

 

ボクは唖然としました。

 

個人的な事情がすぎる!!!

 

なら、せめて、印紙代くらいは返して欲しい、と主張したのですが、

 

ジジイ投資家の『そんな義務はない』という発言によって、全てが白紙になってしまいました。

 

この時、ボクは、

 

くたばれ! クソジジイ!! 印紙代と時間を返せ!!!!

 

という想いしか抱かなかったのですが、後々になってから、このジジイ投資家のムーブは正解なんだろうな、と考えを改めました。

 

不動産投資家は、時に空気を読まずに、自分の利益を追求する動きが求められます。

 

ボクは、融資特約で白紙解除の権利を抱えていても、空気を読んで、権利を行使することができずにいるのです。

 

ボクがキャンセルすることで、あちこちに迷惑がかかるんだろうな、と、考えると、現金で買っても良いのかな、という甘い考えに傾いてしまいます。

 

その結果、あちこちの案件で、爆発大炎上のダメージを受けているので、投資家としてどちらか正しいムーブをしているのかは明白でしょう。

 

誰に迷惑がかかろうと、白紙解約はするし、印紙代なんて払う義務はない!!

 

と、キッパリといえるクソジジイこそが、不動産投資家としては最強なのだろうな、と思いました。

 

それはそれとして、高齢の投資家が家族の理解を得ないまま、不動産なんてするもんじゃないですね。

 

ボクの価値観では、お金儲けよりも、家族仲の方が大事です。

 

@otakutoshika

 

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