こんにちは。

ベトナム大家です。

 

私事ですが、行政書士試験に合格しました。

2か月前から1日1時間ペースで勉強して

合計60時間という時短チャレンジです。

(一般的には500~1000時間必要らしい)

 

過去問ではやや届いていなかったのに

本番ではマークシートの運に恵まれました。

 

30%を埋めておくとラク

宅建士と行政書士を両方取ろうと思う人は

先に行政書士を受けることをお勧めします。

宅建士しか取るつもりのない人でも

行政書士の問題に目を通しておくと良いです。

 

なぜなら、宅建の50問のうち14問は民法です。

美術品を燃やしたとか、失踪した人が戻るとか

不動産に関係ない、どうでもいい問題が出ます。

しかし、行政書士の試験では常識問題です。

 

重複している関係性を簡単にまとめると

・宅建士のうち30%は行政書士の範囲

・行政書士のうち5%は宅建士の範囲

です。(主観がだいぶ入っています)

 

私が宅建を取った年の結果を振り返ると

不動産に関係ない問題=7/14

不動産に関係ある問題=34/36

合計41点ですが、民法は半分も落としています。

先に行政書士の範囲を勉強していれば

もっとラクに取れていたに違いありません。

 

採点基準がまったく異なる試験

■ 宅建士

 4択×50問

 上位1/6に入れば合格(おおむね37点)

 

■ 行政書士

 5択×54問(4点×54=216点)

 穴埋め×12問(2点×12=24点)

 記述40字×3問(20点×3=60点)

 合計300点中180点以上で合格

 

早い話が、宅建は4択当ての運ゲーです。

しかも合格基準も相対評価で決まるので

他の受験者に左右されるクソゲーです。

 

一方、行政書士は実力で決まる試験です。

記述40字は、テキトーでは当たりません。

機械ではなく、人間の目によって採点され

基準をクリアすれば必ず合格になります。

 

先に、実力で決まる試験を受けてから

次に、実力+運で決まる試験を受ける

というのが合理的な進め方になりそうです。