35年超ローンの行方、融資はどこまで行くんか?
以前にもまして、期間40年!45年!下手すりゃ50年!
という話を聞くようになりました
※但し、厳密に言えば期間は25年で、返済ピッチを50年にしますとかそういうのとかです
まあそりゃそうよね、そうなるよね
利回り下がっていってます、金融機関もCFで返済できるかストレスかけて評価します、そうしたら融資出せる割合は減っていきます。自己資金沢山必要です、みんな買えません!困った!
↓
期間伸ばせばいけるんじゃね?
私が知っている銀行はそんなに多くないですが、知らないだけで増えているんですかね?
住宅ローンの方が先行しているかな
■35年超ローンがもたらすもの
基本的にはですよ、足元の話で言えばポジティブではあります
そりゃ、買えなかった物件が買えるようになるわけですからね!投資家としては嬉しいわけです。自己資金が節約して買える分、他の物件にも手が出ます
ただ、
これがスタンダードになっていくとするじゃないですか、「普通は築浅なら50年融資だよね」って時代になった場合。それを前提とした価格になるだけだと思うのですよ。物件価格が上がる
まぁ期間50年・返済ピッチ50年なら、50年の収支設計無理だろ笑で終わりなんですが、期間25年・返済ピッチ50年、なら、25年以内には雑に元本が半分になっていると仮定すれば、フルローンで買っていても25年後に50%以上の価格で売れば返済不能には陥らない、と言う話にはなります
そう聞くと、大丈夫そうな気持ちにはなります
そういう事なんだと思います
でも、30年とか35年で借りていたら本当は25年してたら、大半返済済みになってますからね?資産的にはCFの気分程は積み上がってないわけです
だから基本は麻薬です。わかってて使う必要がある
■しかしながら非常に危うい
危うい市況になると思っています
だって50年融資が出ることを前提とした世界になるわけです。やっぱこれおかしいよねってなって、期間が縮小すれば、融資を前提に売買される投資用不動産については、誰も買えなくなっちゃいます、相当価格落とさないと
最も、今でも築浅なら35年は出るよね~っていうのも、あれなんですけど、35年については歴史が長いですからね!色んな意味で問題もあぶりだされていると思うし、安定している条件だと思うわけです
■良くも悪くも融資市況と不動産市況は密接
融資市況と不動産市況は密接、、、と考えているので、現金買いが多い対象をやっているヒト以外は、常に注視すべき点だと思います。自分の買った物件を、次の人が、どんな風に、どんな条件で、幾らで買えるのか?それが出口の価格になりますから、それには必ず融資条件の話はついて回りますので
2018年頃でしたっけ?例のショックで金融機関が一斉に締まった時。ああいう事は定期的に起こると思うんですよ
(あの時は価格下がると思いましたが、、、少なくとも私のテリトリーでは全然下がってくれませんでしたけどね、、、)
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