■騒音トラブル

こんにちは! 埼玉サラリーマン大家です。

今日はちょっとタイムリーな話題です。賃貸経営の中でも、嫌なことTOP3に入るのではないかという・・・騒音トラブルが発生しちゃいました。この連絡が入ると、本当に憂鬱になりますよね。

 

そのトラブルを持ち込んできたのは斜め向かいのアパートの入居者でした。自分のアパートの入居者ではないのも面倒なポイントです。

 

その当事者となった方から話を聞くとトラブルの経緯はこんな感じでした・・・。

深夜12時過ぎ、物件の前で大騒ぎをしているおじさんがいたので、何かと思ったら騒音のクレームを言いに来たとのこと。「この部屋がうるさいんだ!テレビの音で眠れない!大勢の話し声もうるさい!」と怒り心頭です。

 

ただ、ちょうど外で対応してくれた方が該当の部屋の住人だったのです。まったく身に覚えがないので「この部屋にはテレビはありませんよ。それに私ひとりで住んでいるので話し声もしないと思います。」と伝えてくれました。

 

すると、「じゃぁ、この上の階がうるさいんだ!」と大騒ぎです。でも、ちょうどそのとき上の階は空室でした・・・。誰も住んでいないのに騒音があるはずもないです。そもそも、この住人にヒアリングをしたところ物件内で騒音のトラブルは無いとのことです。もし、深夜にうるさくしている人がいれば住人が気づくはずなので実際は騒音問題なんて無いのでしょう。念のため、複数の入居者にヒアリングをしてみましたが騒音で困っているようなことは無いと言っていました。ただ、『無いことを証明する』のは難しいですからね。

 

上の階が空室だと伝えても、よくわからない理論で大声でまくしたててくるタイプの方だと議論になりません。とにかく、その方には深夜に騒音が聞こえるのだと思います・・・

 

■近隣の問題

このように、順調な運営ができていても突然のようにトラブルはやってきます。自分の物件が順調でも近隣トラブルが勃発したら避けられません。そのあたりは不動産投資のリスクですよね。

 

・隣がゴミ屋敷になっちゃった…
・隣の方が凄い嫌がらせをしてくるようになった…
・前面道路で私道トラブルが発生した…
・近隣で騒音をまき散らす方が住み始めた…

 

なんてことが起こっても不思議ではありません。物件購入時には調査したとしても、購入後に発生したら避けようがないです。だから、絶対に避けることは無理です。火災とかなら保険で対応できますけど、こういうのはどうしようもないですからね。損害賠償などの訴訟をしたって解決には遠いですし、逆に意地になって酷くなることもありそうです…。腹をくくった方とか、何も聞き入れない覚悟をした方には敵いません。

 

だから、できるだけ解決不能なトラブルにならないように上手く対処していくことが求められます。それには『これだ!』という答えも無いですし、その案件ごとに対応策も違ってきます。自分で四苦八苦しながら対応策を考えていくことになります。

 

今回の件は、どこかで本当に騒音が発生しているのであれば良いのですが、いろいろヒアリングした結果だと深夜の騒音トラブルは起きていないようです。そうだとすると、解決が難しくなります。そんな騒音は無いというのは言いにくいですもんね・・・。『聞こえない音が聞こえる系』の騒音トラブルだった場合は、ひとりで話し合いに行くのも危険があります。この問題が何度も発生したら、管理会社などに相談したうえで複数人で対応することになるでしょう。

 

とりあえず、うちの物件では深夜の騒音が無いことを冷静に説明したうえでその方の中の騒音の対象物件からうちのアパートを除外してもらう方向でいくことになるでしょう。論理的な議論が難しいところもありますが、一緒に感情的になっても泥沼にはまりますし・・・。

 

はぁ・・・

考えただけでも憂鬱になりますね。うちの入居者でもないから、対処してもお金にもなりません。最悪です。

でも、これも不動産投資の一部ですからね。コラムで愚痴って頑張るしかありません! そのうち、『駄目でした・・・』と嘆きのコラムをアップするかもしれませんけど。