3月末の引っ越し業者手配が年々難しくなっているのにも関わらず、3月末ギリギリの退去が多いのは…
皆さんこんにちは、地方在住大家のゆたちゃんです。
3日前に黄砂が大量に飛来して、気温も25度を超えて夏日になったかと思えば、
昨日の朝は雪が舞っており、山間部は雪が積もった様で、
このところ夏と冬が混在する様な極端な天気が続いています…汗。
※過去にも4月に入ってから寒の戻りで雪が降った事は有りますが、ここまで短期間の間に目まぐるしく気温が上がり下がりする事は有りませんでした…
そんな急に寒さがぶり返した昨日は、これまでで最高の1日で3世帯の退去立会いを行いました…大汗。
退去時の清算業務は、後々トラブルが無い様に清算業務に精通している業者さんに同席頂いて行っていますが、
その業者さんのお話では、昨日は1日に5件の退去時清算を行ったそうです…※この業者さんの1日に退去清算を行った最高記録は8件だそうです…
3月末は引っ越し業者さんの料金も高く、予約を取る事も難しい事から、この時期を避けて退去立会いを行う入居者さんが増えつつあるのですが、
それでもどうしても3月末のこの時期に退去立会いを依頼される入居者さん(特に学生入居者さん)が一定数居られます…
それは、その学生入居者さんが卒業後に就職される職場に近い場所に新たな住まいを借りられる際に、
入居予定日に合わせて退去予定日を設定して、お部屋の荷物の引っ越しを行うからです。
一部の賃貸仲介業者さんでは、学生さんの賃貸借契約書の終了日を3月20日までとしているケースが増えつつあるのですが、
もしも3月20日までで必ず退去しなくてはならない契約書の場合には、就職先近くの新たなお部屋を借りるまでの期間にブランクが生じてしまった場合、
一部の引っ越し業者が行っている、引っ越し荷物一時預かりサービスを利用するか、
自分の実家などに一時的に荷物を保管するなどしてから、再度新たな引越し先に荷物を運ばなくてはいけないケースなども発生し、
更に新たな住まいに入居するまでの間、ビジネスホテルに泊まらなくてはいけない場合も有ったりして、
それらの手間や出費を抑える為に出来る限りギリギリまで退去予定日を遅くして、次の住まいの入居日と近づけるからです…
※昨年、自分の娘の引っ越しの際に、学生時代に住んでいたお部屋と、就職先の職場近くで借りたお部屋の契約期間に10日近いブランクがあって、引っ越し荷物の一時預かりサービスを利用しました…費用は引っ越し荷物の一時預かり費用とビジネスホテル宿泊費で15~20万円位追加で費用が発生しました…
引っ越し荷物預かりは一部の引っ越し業者が行っていますが、
一般的な引越し業者さんよりも引っ越し料金が割高です…
今後は退去時清掃と引っ越し業者の人手不足により、学生さん向け物件の契約期間の期限を3月20日までにする契約の比率が増えて行くものと思われますが、
退去時清算に立ち会って毎回思うのは、設備の不具合があれば出来る限り事前に申し出頂くのが良い事と、退去時にお部屋をキレイにお掃除して頂くなどして頂いていると、退去から次の入居までの期間が短くともお部屋が綺麗に仕上がり易いのですが、
入居されていたお部屋の使用があまりに汚いと、次の入居者さんの入居日までにお部屋の修繕やクリーニングが間に合わなくなる恐れが有ります…
今年の入居者さんに関しては、その点は大丈夫でしたが、昨年は2人の学生さんのお部屋のお部屋の使用状況が良く無くて、
その内の1人の学生さんのお部屋のクッションフロアーには10センチ径位のピンク色に変色している部分が有りましたが、
クッションフロアーを貼り替える時間が間に合わず、結局、次の入居者さんにそのままの状態でご入居頂きました…
※この時の次の入居者さんは外国人の語学学校の生徒さんなので、何とかなりましたが日本人の大学生さんだと入居後にクレームになる可能性が有ります…
基本的には退去日と入居日の日程がタイトすぎると、設備の修繕が間に合わなくなるなどのトラブル発生の恐れが高くなる事から、最低でも2週間~20日程度の期間を設けて賃貸仲介業者さんには入居可能日としてご案内する様に心掛けています。
ここまでお読み頂きましてありがとうございました。
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