この春で、大家業始めて１２年経過になりました。　直近では３年前に買ったアパートの空室対策に奔走していました。　３月の繁忙期に一気に４部屋に申し込みが入り、満室、契約は２件で、１件は３戸の借り上げでした。社宅にするそうです。　下見に来た社員に聞くと、風呂とトイレが共同で、なんと家賃４万円という、私のところは、全部個別の部屋でふとトイレ別で３．６万なので、入居者にとっても会社にとっても雲泥の差。　あとでクレームは嫌なので水回りは、ほぼ完ぺきにして、僅かな水漏れも対処して、一滴も漏らないように仕上げました。

１件目の人は

３月に入居の生活保護の男性でした。内見に立ち会った時に、しっかりメジャーで部屋を測っていくなど、しっかり者だと感心しました。会話も普通に出来ていました。　

入居の時にガス会社の人が来て開栓手続きした時に風呂の水栓の水漏れが酷いので、なんとかして欲しいとの事で、混合水栓シャワー付きに変更して取り付けたことは前回かその前か記事にしたと思います。

　その時にワイヤレスのモニターフォンが、作動しないというので、子機の中の電池６本交換したら治ると伝えて、そうしたらしいのですが、それでも治らないとのことでした。　　それなら本体側のバッテリーを交換したら治る可能性が高いので、そうして領収書を送ってくれれば払いますと言ったのですが、治らない可能性も有るから、機器全部を預けたいと言うことで預かって帰り、アマゾンで指定のバッテリー購入し付け替えると作動しました。　

でテスト完了なので届けようと相手の都合を聞くためにｌｉｎｅいれてみましたが、既読にならず、１週間くらい待って見ましたが一向に既読にならないので、電話してみましたが、「お掛けになった電話は電波の届かない場所にあるか、電源が・・・・」となりました。　

気になったので数日後現地訪問すると、郵便物が結構溜まっていました。配送された水のタンクもそのまま。　どうしたものか、考えていたら隣に住んでるネパールの男性が、教えてくれました、数日前の夜に、男数人に連れていかれた。　

男数人が何者か判らないけど、心配だったので近所の交番に電話してみました。

交番の人は、心配してくれて、現地に行けば一緒に臨場してくれると言う。　

がその時、私の方も用が有ったので今すぐは行けなくて明日なら行けますと伝えると、行く前に〇〇警察署に連絡を事前に入れますと言われました。

それから数十分後にその〇〇警察から私の携帯に電話が入り、その人はこちらで身柄を預かっていますので、臨場の必要はありません。

　と言われたので、行方不明ではないので、その部分は安心しましたが、次の心配は、いつごろ解放されるか？ってことで　聞いてみましたが、個人情報を盾に教えてもらえませんでした。

　モニターフォンは緊急性は無いのでそのまま放置しています。　４月分の家賃は保証会社より入金しているので。

２人目の人

こちらの人は、最近満室になったアパートに約２年前から住んでる男性です。　

半年くらい前に、刑事さんから電話が有って、アパートの〇〇号室の住人の名前を確認をしたいと、私の自宅に電話がありました。　アパートの下に入居者募集の上り旗を立てていたので、それを見てから電話してきた次第。　どこかで素行が悪くて尾行したのかもしれません。　入居者情報ならメールかファックスしますよと言ったのですが、私の自宅に来るという。

断る理由もないので、訪問を待ちました、５０代くらいのベテラン刑事さん、最近は偽刑事が多いので要注意ですが、しっかりバッジや手帳を見せてもらい名刺もいただきました。　律儀な人で、結構な手土産持参でした。　　

拘束された男は、普段から近所迷惑な行動が多いので定期借家契約だし、追い出しても良いかと考えていましたが、空室が多かったので我慢していました。　

そう勝手に猫を飼っていることも後で判明したので、判明してから家賃を２０００円上げさせてもらいました。　

刑事さんが来たので、そのうち捕まるだろうと予想はしていましたが、なかなか捕まりませんでした。

３月に入り、申し込みが入ってきたので通路の清掃に行った時に、猫のトイレチップが廊下に散乱していたので、本人にlineを入れて、通路のチップは自己責任で掃除をするように入れておいたのですが、こちらもなかなか既読にならない。

　素行があまりよくない人ですがｌｉｎｅの反応は今まで良かったので、既読にならないのが気になり、１週間待ってから電話してみると、やはり「電波の届かない場所にあるか、電源が・・・」でこれは拘束されたとすぐに直観しました。

刑事さんに教えてもらった

早速、いただいていた名刺の刑事さんに電話してみました。　〇〇警察ですね、内線〇〇の〇〇刑事さんお願いします。　

で出てくれました、　で管轄が違うらしく別の警察署に入っているとの事でした。　

私は拘束されると何もできないと思い込んでいましたが、接見出来る可能性が有るらしく、手順を踏めば出来ると聞きました。

警察署に電話して、自分を名乗ってから「留置管理課をお願いします」

　と一言伝えると、その課の人が出て、状況を教えてくれるので、本人がその署に居る場合は面会できるらしい。　当日の朝に電話して確認して訪問。　

飼い猫が餓死してないか

　既読にならなくなって１週間以上経過していたので、飼っていた猫の事が心配になってきたので、保護団体とか調べたり、色々やってみましたが、飼い主本人の意向が、はっきりしないと預かれないとの事でした。

まずは現地訪問してみたところ、玄関の鍵を開けたら、その場に居ました。意外と元気でしたが、糞が散らばっていて凄いので、ケージに入れて保護して、帰宅しました。　当然家内からブーイングを受けてしまいましたが、仕方ない

面会時間１５分

　さて、それで、翌日の今日、その警察に電話し、留置管理課に繋いでもらって面会可能だったので行ってきました。　１５分あれば、大概の情報は取れますが、拘留の原因は、教えてくれませんでした。　いつごろの釈放かも未定らしい。　猫の情報は取れたので、良かった。それと担当の弁護士の事務所と名前を教えてもらえたので、それも助かった。　本人に希望を聞くと、近所に糞の臭いがすると迷惑なので、片付けして欲しいとの事だったので、コンビニで指定のゴミ袋買って掃除して帰ってきた。

数日後に愛護センター行き

　愛護センターに本人の意向を伝えると、本人が出たときに引き取れない可能性が有るので、その書面にサインが無いと預かれないらしく、弁護士経由で書類のやりとりがあるのでその間、面倒見てくださいと言われました。　まぁ引き取り先も決まって、家内のブーイングも治まったので良かった。

　まぁ　そんな訳で接見の手順が見えてきたので一人目の男にも会って、モニターフォン付けてしまおうと考えています。

それにしても、満室になっても、なかなか安心満室までほど遠いと感じました。　長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。