前回までのコラムでは、
○退去費用として50万円(2部屋で100万円)という
現実的な金額提案がされ
○裁判官からは強烈に和解を勧められ・・・
ココで勝とうが負けようが、和解しないと貴方の費用負担は、
今回(100万円)以上に絶対になりますよ!と脅され・・・
(今後戦うのであれば、弁護士費用や減額家賃損失でコレ以上になるのは確実でした)
という事で、今回の和解案を飲む事にしました!
つい先日、法廷が開かれ和解の話しをしたのですが、
やっぱり最後まで揉めます・・・
原告主張:原告は被告の和解案を飲んで、被告に100万円を支払う
被告は1ヶ月以内に退去してほしい
被告主張:和解金として100万円は良いが、
裁判でかかった調査費用(30万円)を上乗せしてほしい
原告主張:調査は被告が独自で行なったもの、
そんな費用の負担まで飲むつもりはない!!
被告主張:それでは交渉決裂でもいいのか?
原告主張:それでかまわない!
決して裁判が不利だという理由で和解金を払うわけではない!!
裁判官が割ってはいり:それでは30万の半分15万円の負担ではどうか?
原告主張:100万以外ビタ1文出したくない!
双方個別に話し合いがもたれ・・・
結局は、12月1月分の家賃を免除する。で折り合いました。
この内容で、和解文が作成され裁判は一応終了したのでありました。
※一応と言うのは、来年1月末で退去が無事終了したところで完全終了です。
100万円の内、前金50万円。転居を確認後50万円支払う約束です。
今回は中古築古物件を購入した際に、
既存(悪質)入居者との戦いを書いてきたのですが、
ココまで(和解で裁判終了まで)で3年かかりました。
このコラムを見ている読者様にも様々な意見があるのだと思います。
トコトン最高裁まで戦えよ!とか
役所に垂れ込んで逮捕してもらえよ!とか
100万円なんて払うな!腰抜け!!とか
その通りなんです。
でもね、私は経営者なんです。
経営者たる者、
プライドや見栄・意地だけで動いてはいけないんです。
だって、現在の権藤相手では2部屋で45000円の家賃ですが、
退去後、キレイに改装すれば、1部屋35000円~40000円程度で賃貸出来るんです。
なので、今回は100万円という退去費用は現実的に高くないですし、
また直ぐに稼ぎ出せるでしょう!!
もちろん、
権藤が約束を反故にするのであれば、まだまだ続きますけどね・・・
おわり
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