桜が咲き始め、春めいてきました。しかし朝夕は冷えるので、お風邪にはご注意ください。
さて、住居喪失の入居者で苦労していることについてです。
退去した後も大変でした
実は、去年から賃貸契約書に保証人も緊急連絡先も入居者の電話番号さえなく驚きました。この不動産屋は、賃貸契約書に保証人がいなければいけない法律はないため、知りませんと平然としてます。
たしかに宅建法では、入居者の名前があればよく、住所や電話番号が必須とは決まっていません。それで不動産屋からすれば当然の契約書であっても大家が困る契約書には変わりがありません。
ここで、不動産屋に誠意とかモラルがあれば、大家が困る契約書は作らないということを忘れないでください。
また、不動産屋の性格というのは変わらないので、不動産を購入する時だけチヤホヤすることもあるので、後で困る事がないように注意しましょう。
入居者への対応で、初めて困りました
入居者からいろいろ言われましたが、何がしたいか分らないことばかりでした。
- 大家に向いてない
滞納家賃の請求をするから
- 大家は頭がおかしい
滞納1ヶ月目で、家賃の請求をするから
- 大家を止めた方がよい
アパートを売った方がよい
さらに3回ぐらい「アパートを幾らで買ったのか」と入居者から聞かれましたが、答える必要はないと判断しています。
しかし、大家に向いているかどうかは入居者が決めることではありませんが、私からは「滞納家賃を請求できるため、私は大家に向いています」と答えました。
ところで、滞納家賃を請求できると大家に向いて無いでしょうか
いろいろな入居者がいますので、慌てないように対応しましょう!
「住居喪失」の入居者には注意が必要
まず、この入居者は「住居喪失」という理由で急いで部屋を探している人でした。入居募集を依頼した不動産屋も何かあると困るので「定期賃貸借契約」にしてくれました。
さて、定期が付くと一定期間の契約になり更新を拒否することができます。
このメリットは、トラブルの多い入居者さんに引っ越してもらうのに立ち退き料が必要ないという契約書になります。
次に「住居喪失」は、読んで字のごとく「なんらかの理由で、住むところを失った人」ですから一般的な状況を考えて見ましょう。
- 滞納で追い出された人
- ホームレス
- 住民票を裁判所から職権除去された人
- 更生施設(刑務所)から出てきたばかりで住むところの無い人
いろいろな状況の人がいると思いますが、住むところが無いと気の毒なので前科のある人も差別しないことにしています。
しかし入居者が住居喪失だからといって、必ずしも前科があるとは限りません。あくまでも一般的な状況をコラムに書いています。
結果として滞納やトラブルがあり、大変なので注意しましょう
私たちは、目的とモラルと信念を持ち不動産投資を成功させます。
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