消費者の立場だと、5%から8%に支払いが増えて、何となく損した気分になる消費税。

実は、不動産を所有していて、一部恩恵を受けました。

それは事業用に貸しているテナントの料金。

事業用に貸しているテナントは消費税を加えて賃料を支払ってもらっていたので、増税に伴い、賃料が増えました。

消費税増税前:21万円/月

消費税増税後:21.6万円/月

自動で賃料が、6千円/月増えました。

たかが、6千円/月と思うかもしれませんが、この6千円/月のパワーを侮ることなかれ!

年間にすると、+7.2万円/年。

更にこの物件を売却した時の事を考えてみよう。

最近、不動産が値上がりしていることを考えて、少し贔屓目に年間表面利回り8%で売れることを考えると、

販売価格は + 7.2万円/ 0.08 =  +90万円

表面利回りだけ考えると、実は知らないうちに、90万円も高く売れるような物件にに変身しているんです!

通常の個人の入居者さんからは、もちろん消費税はもらえないので、この考え方を適用すると、今は、事業テナント用の物件は狙い目?

なぜなら、更に8%から10%の増税がほぼ確定しているため、その時点で賃料が2%アップする。

⇒ 家賃収入の表面利回りだけで評価すれば、その分、勝手に売却価格もアップする。

素晴らしい仕組みだ。

 

ついでに考えると、事業用じゃなくても、新築は建物費用には消費税が掛かって、価格が値上がりしているが、中古不動産は消費税込みの価格。

⇒新築不動産の値上がりに連れて、中古不動産が値上がり。

⇒投資用の物件もそれに連れて値上がり??

 

勝手な妄想が膨らんでいますが、東京オリンピックもあることですし、ここ数年、不動産は緩やかな上昇傾向で、投資を始めるには良い時期と思います!

私も3棟目が見えて来ました!突っ走ります!!

まとめ

売却時の表面利回りだけを考えると、今は事業用物件が狙い目!(ただし、空室リスクは別途考慮が必要なので注意)