「廃墟不動産投資」を発明した私は、借り入れが一切無いので、空室があっても財務は極めて健全です。

 

 

 

しかし、一物件につき(リフォーム代)5~10万程度とはいえ、投資がゼロであるわけではありません。

 

 

 

やはり、取扱い物件は満室を目指すべきです。

 

 

 

現在、借り上げ(秘技!廃墟不動産投資)物件は約60軒、所有物件は約10軒。

 

 

 

そのうち、入居者が決まっていないのは7軒ほど思い付きます。

 

 

 

約1割が空室です。

 

 

 

空室率10%。

 

 

 

稼働率90%。

 

 

 

廃墟不動産投資という投資スタイルの「独自性」においては、他者の追随を許さぬ唯一無二の存在となれましたが、

 

入居者募集の点は非常に未熟だと自覚しています。

 

 

 

他のコラムを書かれているプロフェッショナルな大家さんたちからすると、1割も空室を抱えている私はかなり頼りないはずですね。

 

 

 

満室経営を実現するには何が必要なのか、、

 

 

 

ふと立ち寄った、誰もいない、

 

海の向こうに微かに見える島と島の間に夕陽が沈み行く光景が時間を忘れさせてくれる、

 

ところどころに切り立った岩が混じっている砂浜の真ん中で、

 

一人じっくり考えてみました。

 

 

 

空室の多いエリアには、地主系オーナーの入居率30%ほどのアパートが多くあります。

 

 

 

ここをチラシで攻めて、入居率ゼロになるまで引き抜きを実施するのです。

 

 

 

「最初の3か月無料」「引っ越し代負担します」「自転車プレゼント」など徹底したサービス攻勢。

 

 

 

あまりに大々的にしつこくやると、「怒られるのではないか?」と心配になる方もおられると思います。

 

 

 

そういう心配はほとんどありません。

 

 

 

「空室をできるだけ保とうとする」旧来型地主系大家さんと、

 

「満室経営を目指す」新規参入大家さんとは、そもそもの目的が違います。

 

 

 

旧来型地主系大家さんは、相続税対策でアパート経営されています。

 

 

 

空室が増えれば増えるほど資産の評価が下がり、相続税対策になるらしいのです。

 

 

 

逆に、我々のような新規参入大家さんは、とにかく満室にしたい気持ちのみです。

 

 

 

例えば野球で言うと、

 

できるだけ失点したいピッチャーと、できるだけ得点したいバッターです。

 

 

 

そんなピッチャー相手に三振してたらおかしいですよね?

 

 

 

一つのアパートにターゲットを絞り、入居者に対して執拗に徹底的に引っ越し干渉、いや、引っ越し勧奨活動を実施すると、両者(旧来型地主系大家さんと新規参入大家さん)の目的が合致します。

 

 

 

なので、地主さんのためにも、そしてもちろん我々新規参入大家のためにも、徹底して地主さんのアパートに残っている入居者を片っ端から引っ越しさせねばならぬのです。