どうも、「サラリーマン9割 大家1割」です。
今回より、本格的に記事を掲載して参ります。
事件発生~手元に物件が戻るまで
1本の電話が「不動産を管理する会社」(以後、管理会社と称する)からかかってくる。
(⇒事件は、突然そして、本業のどんな状態も無視してやってきます。)
「先ほど●●●号室お住まいの勤務先の上司の方から『3週間前から本人と連絡が取れない為、安否の確認をしてもらいたい』と電話がありました。
あまり考えたくないのですが、最悪の事態
(⇒さ、さ、最悪の実態って何だ?)
も考えられますがこれから現場に向かいます。
状況により警察立会になる可能性もありますが、その際に入出許可願ます」とのこと。
(⇒鳥肌が立ちました。なんだろう?買って早々と思いつつもサラリーマンをやっている手前お任せしました。)
・・・そして、電話から3時間後(ちょっと絵が古い?)
「非常に残念ですが、お亡くなりになられておりました。
警察の現場検証になります、経過をみてあらためてご連絡致します」
とのこと。
(⇒ど、どうしよう・・・頭真っ白です。はい、分かりました、引き続きよろしくお願いしますと、その場は電話切りましたが、お先が真っ暗になりました)
⇒生々状況はさておき、この場合、警察が室内立ち入る為に大家(今回は大家の代わりに管理会社)が立会で鍵をあけます。
そして、警察さんの手順に従います。一切介入不可。
周りは立ち入り禁止の黄色テープが貼られます。まるでドラマの世界です。
遺体を確認し(今回は状況が更に悪く浴室で発見)現場検証を行なった後に、搬送用車両で運びだされます。
玄関の鍵及び個人の私物は警察が回収いたしました。
・・・事件翌日
昨日立ち会った管理会社の担当者より状況の説明がメールで来る。
昨日の出来事が事細かに内容は書かれている。
そして、驚きの追加情報
「室内ですが、長年住まわれていたようで、ゴミ屋敷でした。
床が腐り剥がれ、黒くなるほどゴミが放置されておりました。
また、時期が悪いのですが臭いが後で問題になりそうです。」とのこと。
ひとまず、感謝の気持ちを込めてメールの返信をする。
(⇒な、な、なんだそれ!聞いてない。というか、買った時に全室確認などしていなかったので、孤独死に加え、ゴミ屋敷の事実は受け止めきれず心が折れそうになりました。
そして、結果として今回の様な事故が発生すると大家は何もうごけないということがわかりました。全て警察の結果待ちです。)
・・・長い2Weekが流れる
管理会社から電話が鳴る。
「事故のあった物件ですが、保証人がいらっしゃらないようで警察も苦戦しているようです。
遠いご親戚もいらしたようですが、先方が縁をきられていて、関わりを持ちたくないとのことで時間がかかりそうです。
また、この様な状況の為現場の復旧に関しては大家様のご負担になる可能性が高いです」と。
(⇒なんと大家業は悲惨なんだ!最近かかってくる大家としての電話は受け入れがたい内容ばかりでした。)
後半へつづく
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