ちょっと難しい話をします。

レバレッジド・バイアウト(leveraged buyout, LBO)とは、企業買収の一種であり、LBOと略されてます。

この手法は、借り入れによって自己資金を上回る価値を持っている企業を買収し、その買収した企業の利益によって、借入(負債)を返済して、新たな価値を作り出していくことです。

日本の大手たばこメーカー、携帯電話を扱う大手インターネットサービス会社はこの手法によって業容を急拡大してきました。新聞で大きく取り上げられましたね。

この手法は、借り入れの金利が低いほど、フリーキャッシュフローを生み出し、効果大です。低金利で借り入れ可能な今の日本では、正に有効な手法でしょう。

少ない自己資金の会社でも、借入をもとに、大きな会社を買収できることから梃子(てこ)の原理になぞらえ「leveraged buyout, LBO」と言われているのです。

日本のみならず、世界的に有名な企業の中にも、このLBOによって短時間に業容を拡大してきた会社は多いです。

このLBOですが、実は不動産経営そのものなのです。

キャッシュフロー(CF)を生み出す不動産を借入にて購入して、新たな価値を創造して、そのCFにて借入を返していき、最終的に完済して自分のものにしていく。

借入を起こし不動産経営をされている方は、世界的に有数な企業の買収の手法を自然に取り入れていると言っても過言ではないでしょう。

この手法のデメリットは、有利子負債で行うため、金利が上昇した場合、購入した企業(不動産)が思うような利益を上げない場合、CFが急激に悪化します。このリスクを回避するためには、日頃から返済原資であるキャッシュを温存しておく、企業(不動産)の価値向上に努めることです。

 

■今日の教訓!

「借金は悪」という固定観念に囚われている間に、ライバルはドンドン成長している!