20数年前の今くらいの時期、父が他界しました。人生最悪の時期、私は大きなショックを受けていました。母は専業主婦。私は、わがままで自分のことしか考えない放蕩息子でしたが、このままではヤバい!と考えました。人は、大きな精神的ショックを受けると、マインドが変わります。(実は今でもわがままですが。。)

数年後、沈鬱とした小林家のムードを変えるために、父が残してくれた50坪ほどの木造古家を壊して、重量鉄骨造陸屋根のビルを建てることを決断しました。

私が、不動産に足を踏み入れた最初の一歩です。

新聞の折り込みチラシに入っていた地元の建設会社と契約しました。いまではそんなことはしませんが、私はまだ20代の若輩者です。

毎日毎日わくわくして、間取りを練り直していたことが思い出されます。

完成が近づいてくると、建設会社の社長から、

「工事代金が1円も振り込まれていない!」

と連絡が入り、私はあわてて近所の銀行に融資のお願いに行きました。若いって恐ろしいです。あの時、融資が下りてなかったらと思うと、ぞっとします。

母は、日当たりの良い部屋に住みたいとのことで、最上階に特注のサンルームも設けました。

真新しくて気持ちの良い、新築の建物に引っ越しをして、程なくすると雨漏りが発生したり、不具合があちこちに出てきました。まさかの欠陥住宅!

建設会社の社長に電話をしても、海千山千の社長に、20代の若輩者の私は良いようにあしらわれていました。

そうこうしている内に、社長と全く連絡が取れなくなりました。やっと職人がつかまり問いただすと、

「社長が会社の金を持って夜逃げしてしまった。我々の給料も払われていない!」とのこと。大ショック!びっくりです。住宅品確法も無かった時代、為すすべもありませんでした。

仕方なく、別の会社に大枚を払って直してもらいました。この時の経験が、後の不動産経営に大いに役立ったと思うようにしています。

このような、手痛い洗礼を受けて始めた不動産ですが、なぜか嫌いにはなれませんでした。

ただ、その後多棟買いをしていくことになるとは、当時、夢にも思っていませんでした。

今年最後のコラム

今年2月から始めたコラムですが、延べ8万3千人の方に閲覧していただきました。大変ありがとうございます。来年も、気まぐれに、ずれずれなるままに執筆していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください!

 

■今日の教訓!

失敗だと思っていても、数年後、実を結ぶこともある!

人生はつながっている。

 

前回のコラムです。こちらも是非どうぞ!

ローン繰り上げ返済は、愚の骨頂!? ダンシン オールナイ!! あくまでも私見です。

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某銀行が○○向けに融資を開始! したたかに、粛々と参入してくる○○に対応せよ!

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提案された不動産の借主は、〇〇制作会社だった! ALL or NOTHING! あなたなーら、どうする~?

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