黒木です。こんにちは!

前回のコラム『銀行に好かれるのは、どっちのリッチ!?』の続編です。

 

前回のコラムとあわせて読んでください

↓  ↓  ↓  ↓

https://www.rakumachi.jp/news/practical/80420

 

今回はもう一つのリッチである「資産リッチ」について観察してみましょう。

完 

キャッシュを持っているのがキャッシュリッチ、資産を持っているのが資産リッチです。

キャッシュも資産に入りますが、今回わかり易くするためにキャッシュは省いて説明します。

 

不動産投資家の場合で考えると、現金以外の資産とはなにか?

 

当然ですが、不動産になります。

この場合の資産は借金を抜いた分、つまり純資産を意味します

 

いくら不動産を持っていても、その同額の借金があればそれは資産リッチではありません

抵当権が設定されている「仮の資産」だからです。

 

 

では、

借金のない資産リッチはどのような場合でしょうか?

 

まず、代表的な資産リッチは地主や親の資産を引き継いだケースです。

相続は、資産、借金両方を相続します。

 

先祖代々資産を引き継いできた場合、純資産が多くなっていることでしょう。

 

特に、自宅や山林や農地、遊休地等は無借金状態で相続する場合があります。

 

しかし、これらの資産は所有しているだけでは、キャッシュを生まないので、 

 

資産リッチであっても、キャッシュリッチでない場合があるというワケです。

 

 

 

資産はそれ自体価値がありますが、活用するか売却しないと現金が入ってきません。

ここがキャッシュリッチと資産リッチの違いです。

 

資産リッチの強みは、この純資産をいつでも現金化できるということです。

キャッシュリッチほどのスピード感はありませんが、確実に現金化可能です。

 

 

また、資産は売却しなくても、担保にして借金することも可能です。

銀行としては、融資をしても万が一の際の回収に不安が無いので評価はとても高いのです。

 

 

では、資産リッチの弱みはなんでしょうか?

そ・れ・は・

 

 

税金です。

 

 

資産リッチには沢山の固定資産税がかかってきます。

賃貸等の収入があれば、そこにも税金がかかってきます。

 

資産リッチの中には、土地を生産緑地にしたり、古家を取り壊さずそのままにして節税しているパターンもあります。

 

なかでも相続税は改正になって資産リッチにとって、頭が痛い案件になっています。

 

いかがでしたでしょうか?

キャッシュリッチと資産リッチそれぞれの強みと弱みをご理解いただけたと思います。

そして、銀行がなぜ、「キャッシュリッチ」と「資産リッチ」を評価するのかについても、理解いただけたと思います。

 

 

実はこの上にさらに「スーパーリッチ」という層が存在します。

彼らはキャッシュリッチであり資産リッチである存在です。

両方を持ち合わせています。

 

 

そして、ス—パーリッチにはもう一つのパワーが生まれます。

キャッシュリッチ、資産リッチ、スーパーリッチのお話を全部すると

一冊の本になってしまいます(笑)。

 

それらリッチ層のお話は、機会があれば、どこかの企画で詳しくお話してみたいと思います。

 

黒木 陽斗