中学3年の時に出会った不動産投資家

 「えっ、このマンションの家賃だけで生活されているんですか!?」私が始めて不動産投資家にお会いしたのは中学3年生の夏休みでした。

当時、担任の先生の実家に遊びに行く機会があり、先生のお母様がマンションの1階に住まれ、その上の階の約20室を貸してその家賃収入で暮らしていることを聞かされました。「不労所得」という言葉すら中学3年の私は知りませんでしたが、一般のサラリーマンのように毎日、朝早くから夜遅くまで会社に行かなくても、収入を得ることができる不動産というものに非常に魅力を感じた瞬間でした。

その衝撃から10年後、自分も夢の不動産投資家デビューを果たしました。

はじめまして 

1985年(昭和60年)生まれ、今年で28歳の梶森 隆治と申します。

大学在学中に1年間、韓国へ留学し、初めて海外から日本を見ることができ、海外との競争の中で日本のメーカーの技術力は最大の武器であるという認識のもと、帰国後に就職活動をし、縁があり現在のIT機器のメーカーへ就職しました。

入社と同時に上京し、2010年の25歳の時に不動産投資家デビューとなる板橋区のワンルームマンションを購入しました。

40歳で借金の無いワンルームマンションを3戸取得することにより毎月18万円の不労所得を得ることを第一目標として頑張っています。最終的には15戸程のワンルームマンションの家賃収入で年収1,000万円を目指しています。

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ワンルームマンション1戸しか持っていませんが。。

この度、楽待さんでコラムニストデビューすることとなりました。このような機会を与えてくださった楽待さんには本当に感謝しています。

他のコラムニストの方々はたくさん物件をお持ちの「不動産投資のプロ」の方ばかりですが、前述の通り私はワンルームマンションを1戸しか持っていません。現在、2戸目の契約間近ですが、それでも2戸しか持っていません。

「○棟○○件のオーナー」や「年間家賃収入○千万円」という言葉の響きには憧れますが、そのような方々は数千万円の借り入れがある方も多いと思います。

これから子供を持ち、将来的には夢のマイホームも欲しいと一大ライフイベントが待ち構えている28歳としては、なるべくリスクを負いたくありません。

その結果、借り入れも少なく、リスクは極力ヘッジできる中古の築浅の東京のワンルームマンションというものに辿り着きました。堅実な不動産投資をモットーに日々励んでいます。

不動産投資歴は3年なので、これから不動産投資を始められる方には一番近い立場として、普通の25歳、入社3年目のサラリーマンが不動産投資と出会い、ワンルームマンションを購入し、不動産投資家として活動していく中でどのような不安があり、どのように考え、どのように行動に移したのかを包み隠さず書いていきたいと思います。また、どのような経緯で不動産と出会い、1戸目の物件を購入する決断をした理由、将来の物件の増やし方の戦略等についても触れていきます。私のコラムを読んで、不動産投資に1歩踏み出せない方への手助けになればと考えています。

 

次回は40歳までの15年間で借金の無いワンルームマンションを3戸取得していくまでの資金計画と何故ワンルームマンションでの不動産投資なのかについて書きたいと思います。