政治家並みの生活保護者1の続きです。

 

生活保護受給している独身男性が入居したのだが、

入居する初回の入金のみで以降は入金なし、

そのため保証会社へ代位弁済請求すること・・・

その後、保証会社より代位弁済され家賃の回収はできたのですが、

保証会社からの報告では、何度も訪問しているが本人と接触できない

 

保証人(不動産屋社長)とは連絡は取れているのだが、

家賃の回収には至っていないとの事でした。

 

その後、保証会社・保証人共に何度も部屋を訪問するが、

まったく応答なしとのこと、

※私は他の用件で物件を訪問したときに1度2度入居者を見かけています。

 

2ヶ月目も入金なし→保証会社へ代位弁済請求→保証会社から入金

 

やはり保証会社・保証人共に本人とは一切連絡取れないとのこと

 

ココで、保証会社は本当に部屋に居住しているか?を確認すべく

警察官立会いの下「安否確認」を実施することに

 

※安否確認とは連絡が一切取れない住民など、部屋で倒れているかも知れない?
 周りの関係者が「心配」して部屋の中を確認する行為
 本当の意味は夜逃げしていないか?を確認するためです。
 警察官立会いで行なうのは、勝手にドアを解錠して室内に入るわけですから、
 トラブル防止のために警察官に立ち会ってもらいます。

 

その結果、

入居者は室内に居ませんでしたが、

明らかに生活の気配があり、夜逃げなどはしていない様子とのこと

 

そのため、これからも継続して督促を続けるとのことでした。

※私的には、保証が継続されますのでありがたいことです。

 

その翌月も入金なし(3ヶ月目)

ココで、保証会社の督促に耐えかねた保証人が、

保証人:アノ野郎!ふざけやがって!!連絡1本寄こさへん!!!

     保証会社からガンガン請求が俺のところにきやがる!!!

 

必 殺:そうなんですね・・・・

 

保証人:そこでな、ドアロックの器具持ってるやろ?

     それでドアロックしてくれや!

 

必 殺:イヤイヤ、ドアロックの器具は持っていますが、

     今の時代、大家がロックしたら即訴えられますよ

 

保証人:そうなんか?でもこのままじゃラチあかへんさかいに

     俺が許可するからドア閉めたってくれ!

 

必 殺:ダメです。私がそれをするわけにはいきません。
 
     裁判になったら100%負けます。

 

保証人:そしたらロックの器具を貸してもらって、
   
     俺がロックしたらどうや?それなら迷惑かけへんやろ??

 

必 殺:まあ、社長は連帯保証人やし社長が自分でするなら構いませんよ

 

保証人:そしたら、ドアロックして俺のところに電話するように書いとくわ

 

そんなやり取りがあり、滞納入居者のドアをロックすることになりました。

 

ドアロックには様々な意見があり、

保証人だからと言っても手放しに「締め出しロック」をして言い訳ではありません。

 

しかし今回の場合、例え裁判になっても十分に戦える状況であると思われるんですその理由として↓

 

1、入居後1度も家賃を支払っていない

  確かに家賃滞納は犯罪ではありません。

  しかし入居後1度も支払わないとなると悪質と言わざるを得ません。

 

2、生活保護を受給している

  生活に困窮して家賃を滞納しているのは訳が違い、

  市から家賃を支給されているにもかかわらず、

  支給されたお金を私的に使い込んで家賃を滞納している。

 

3、一切の連絡を絶っている

  この方法以外に連絡を取らせる方法がない

 

以上の事柄から、

保証人が”しかたなく”ドアロックを実行したと解釈するべきと考えます。

 

おそらく裁判に訴えられても、

今回の様なケースでは一方的にコテンパンに負けるとは思えません。

これで、なんらしかの動きがあると思っていた保証人

 

ところが、この悪質入居者は違いました・・・・

 

保証人がドアロックをしたその日の晩、

玄関ドアロックで部屋に入室できないことが分かった入居者は、

 

マンションから救急車を呼んで

なんと
『そのまま入院してしまいました』

まさかのウルトラC!

 

生活保護だから入院費なども全て無料です。

 

まさに『政治家なみの雲隠れ術』

こんな必殺技があるとは・・・

 

私も保証人も保証会社も、み~んな唖然としています。

 

※この話しはリアルタイムですので、現在の動きはココまでです。

 また動きがあれば書きたいと思います。