はじめに

黒木です。こんにちは!

今回のコラムは不動産投資の実践ノウハウを

子供のファイナンシャル教育に活かす方法について

お話させていただきます。

 

せっかく不動産投資で得たノウハウを子供達に引き継いでもらう事も投資家としては大切な「教育」ではないかと日頃から考えています。

 

今回のお話は、

ある意味で将来の相続対策と言っても良いくらい大事なお話です。

 

ファイナンシャル教育や投資家マインンドを子供のうちから持っていれば、いきなり相続になっても慌てることはありません。

 

子供のうちに身につけた考え方や習慣は、

大人になってから本領を発揮します。

 

しかし、学校や塾ではこの投資家としての教育は行っていません。

 

富豪のご子息が質素に育てられたという話や

親から資金を与えられ、

この資金を元に自分のお金を作り出す実践教育を受けた話、

 

大企業の2代目がスパルタで教育されたといった話を聞くことも多々あります。

 

まさに帝王学の一部であるフャイナンシャル教育と投資家マインドの教育についてお話をさせていただきます。

 

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お小遣いについて

ご家庭や学校にもよりますが、

小学校低学年のうちは親と出かけることが多いと思います。

 

しかし、子供だけで出かけるようになる高学年くらいからは、

なにかと自分のお金が必要になる場合があります。

 

そのため、一般的にはある年齢になると

親が子供に「お小遣い」をあげるようになります。

 

子供はその「お小遣い」から自分で予算をたてて、

やりくりすることをファイナンシャル教育だと考えている方が多いと思います。

 

 

しかし、

私は定額の「お小遣い」を子供にあげる事はしないと思います。

お小遣いとは、子供にとって労働なしで得た収入だからです。

 

最初は喜んでいても、

労働なしで得た賃金はそのうち、

「理由無くもらえるお金」と子供は誤解していきます。

 

つまり、「もらって当然の権利」ということです。

 

「権利」なので、

途中で中止にすることも額を下げる事も理論上困難です。

 

たとえ、なにかの罰としてお小遣いを下げることになっても、

それは一度あげた権利を取り上げる結果となって、

子供との間に大きな摩擦を生む事となります。

 

では、

お手伝いやアルバイトをした労働対価として賃金を得る方法はどうでしょうか?

 

米国では子供達がレモネードを庭先で売ってお小遣いを稼ぎ、芝刈り、ベビーシッター、プール掃除、カーウォッシュ等、子供でも出来る労働を行ってお金を得ることを沢山みてきました。

 

日本では親のお手伝いをして、お小遣いを得る方法も一般的だと思います。

なにもしないでお小遣いを得る方法よりは、はるかに良い方法だと思います。

 

しかし、この方法をファイナンシャル教育の視点からみれば、どちらかというと、サラリーマンや自営業的な方法で収入を得るアイディアに近いかもしれません。

 

つまり、自分の労働力を提供して対価を得る方法です。

お金が必要な時、誰でも最初に行う方法でしょう。

 

さて、

このお小遣いという「毎月の定額収入」とお手伝い等の「労働対価としての収入」はなにかに似ていませんか?

 

そう、サラリーマンの給与体系です。

親がサラリーマンなら、この教育方法が一般的なファイナンシャル教育でしょう。

 

・・・というより、

一般的に収入を得る方法は、この労働対価方式しか知られていません。

 

無償で得られるお小遣いは「権利」に化けてしまい、

労働対価として得られる賃金は、

給与所得のように他者へ依存した稼ぎ方になります。

 

つまり、自分の身を削って他の人のために働き、

他の人から給与を得る方法を子供に覚え込ませてしまいます。

 

では、

子供が自立できるファイナンシャル教育はどうすればいいのか?

 

その確信に迫る前に、

実はここでもう一つ避けて通れないファイナンシャル教育の大問題が発生しています。

 

この問題と対応策については次回のコラムでお話させていただきます。

お楽しみに!

 

黒木 陽斗